春休み最中であり人影が少ない昨日、田辺氏と川原氏から研究所へ寄贈された本を整理しながら読みたい本を手にした。『絵はがき』と『Memoirs of a Geisha』の2冊。後者の紙の本を読み始めてからキンドルの電子ブックで読むことことにした。文中の知らない単語を指で押すと説明が表れ、辞書などで調べる時間を節約出来て速くて楽しい。言葉の勉強にも大いにプラス。音読の本も多く、外国語の勉強にもよい。なぜ外国語を勉強するのか。人生を楽むためであろう。本能だけでも楽めるが、より広く、深く、長く、楽しむためである。私の新入生へのメッセージでもある。
小学校で英語を教えるという。読み書きが中心な感がしてならない。言葉には「聞き、話し、読み、書き」の四つの基本機能がある。「読み書き」が中心になっているのではないかと心配である。「聞き、話し」は教員や機器、施設などの難点がある。しかしその主点が欠如してはいけない。いち早く始まった韓国の英語の熱狂ブームでもやはりそれが問題である。ある学父兄が小学生の子供の授業参観でショック受けたという投稿がある。英語に失敗した世代なのに、子供たちにも同じように実戦英語ではないので英語恐怖症がでるか、心配であると。