崔吉城との対話

日々考えていること、感じていることを書きます。

美の、感動の競演

2017年08月14日 06時46分34秒 | 日記

仏教的お盆の初めはキリスト教会の礼拝から始まった。日本の敗戦と韓国の解放を記念する説教であった。最近韓国で信徒数が急減する現状をもって教会が使命を尽くしていないからだと反省すべきであると語った。この教会は無牧の教会になって1年過ぎたがむしろ信徒たちの誠意で教会が立ち直っている。韓国も初期キリスト教へ戻って甦るチャンスとなるべき時期であろうと思った。キリスト教の生贄をもって南米でジェノサイド、日本帝国の組合教会の植民地協力、多くの教派が天皇制軍国化を認めた歴史をもっている。より深みのある説教が必要である。
 夏の風物詩
のクライマックスは関門海峡花火大会である。ベランダを整理してにコザを敷いて3人の客を迎えた。女性の前田よしみ氏の歓声が上がり雰囲気が高調した。関門の花火はコラボレーションという点もあるが門司側は大玉の連発、下関側が追い上げるように感じた。試合のような競演として見ている。1万5千発という圧倒する数もわぁわぁーと言ってるうちに終わった。ソウルから来られたキンカンス氏が撮った映像をテレビで鑑賞した。戦火ではない花火で競うことは美的センスの勝負である。花火は美の、感動の競演であった。