新学期の講義が始まった。この度は文化人類学の受講生は少ない。初めてのことである。中に中国からの留学生の李さんが強く関心があるという。対話式の講義を行った。彼女は日本文化が中国と異なるという。日本と中国の文化が共通するものはなんだろう。それは漢字である。それは日本語を学習する時非常にメリットになる。しかし服装やファッションなどで中国的なものはない。なぜないのか、私の質問は続いた。見えないものではあるが中国人として味覚と臭覚を持っている。それによって日本での食材を持って中華料理を作るという。それは立派な文化論であった。
公開講座のポスターをこの地域で最も有名な印刷所へ依頼しており、メールなどで相談したが、突然会社に訪ねたが快く迎えられ、仮印刷したもので相談することができた。家内のラストチェックでミス発見、修正したものが出来上がって、帰宅してメールで確認した。すぐ作業が終わると喜んだ時「明日(今日)は休日」と知り、休日が不便だと感じた。働く高齢者は休日に感謝するがまだ私にはそれが邪魔と思えるのは幸せなことかも知れない。