崔吉城との対話

日々考えていること、感じていることを書きます。

夏は雑草の季節

2016年09月26日 05時01分00秒 | 日記

 昨日早朝教会の生けた花の手直しに行った。前日に生けた花が萎れて新鮮さがなくなっていた。庭にまだ咲き残っている木槿の花、韓国の国花のムクゲの花を剪定するように切って生けた花で手直した。福岡から来られた牧師の李恵蘭氏が平安の神(God of peace)の聖句を以て「常に喜べ」と説教をした。私はクリスチャンになって半世紀以上、数十回も聞いた内容であるが実行し難しい話である。礼拝後私が生けた花の品評会のようになった。花に関心を見せた人は主に女性、「男(私)が生けたとは思わなかった」と称賛する女性もいた。
 夏は雑草の季節かも知れない。花が少ない。熱帯地方では花が少ないように感じたことを思い出す。考えてみると季節の花への認識が異なるかも知れない。秋に菊花、菊は栽培花の代表的なもの、鉢物から切り花まで広く多く使われている。菊花は一輪挿しよりは盛花、カーペットのような礼式用のもののデザインによく使われる。結婚式、葬式などに広く飾られる。菊が終わり紅葉になる。紅葉は材料にはなってもメインにはなれない。そして季節はやがて白雪に変わっていく。私の髪も白くなっている。