昨日「韓国文化論講座」の初回が行われた。司会は中国の留学生林楽青氏、まず日韓親善協会会長の友松弘幸のオープニング、櫛田学長と韓国教育院長の朴熙氏の祝辞に続き小林孝行氏による「日本の演歌と韓国のトロット」が講演された。特に 趙容弼の「釜山港へ帰れ」を中心に歌詞の分析であった。歌の内容を知るために現地を訪ね釜山港とは実は海雲台であることを写真で見せながら歌詞の始まりは「忠武港へ帰れ」から「へウンディへ帰れ」「釜山港へ帰れ」に変わったことを歌を年代別に聞かせて名曲へ成功の形成過程に迫った。忠武市は豊臣秀吉と戦った李舜臣将軍の歴史のある所、釜山は植民地時代に兄弟が離ればなれになった悲しい思いのある所、そして国際化時代にのって歌が人気を得ていく。そこに日本語の歌詞が日本化されて日韓交流、グローバル化していくのである。私は繰り返される歌を聞きながら歌手趙氏の成熟さ、伴奏の変化を強く感じた。
後半には李陽雨氏がギーターを持ってトークと歌「炭焼きの歌」「ヨイトマケの歌」を歌った。朝鮮半島から炭焼きに来られた父、母への思い出を歌い40人弱の聴衆を感動させた。今度は朝日新聞、読売新聞にお知らせが直前に載り感謝である。情報発信が足りなかったにも関わらず定員30人を超過し嬉しく、感謝している。こうして続けられるのも広がる人間関係に励まされて力になっていただいているからである。今度のテーマは「韓国の生活文化」、次回は10月24日(土)14時より崔吉城による「韓国の風水」である。私は朝鮮総督府からでた村山智順の『朝鮮の風水』を翻訳し、風水ブームを起こしたことがある。日本でも風水研究グループで比較研究もしていた。その本流に迫っていくつもりである。
後半には李陽雨氏がギーターを持ってトークと歌「炭焼きの歌」「ヨイトマケの歌」を歌った。朝鮮半島から炭焼きに来られた父、母への思い出を歌い40人弱の聴衆を感動させた。今度は朝日新聞、読売新聞にお知らせが直前に載り感謝である。情報発信が足りなかったにも関わらず定員30人を超過し嬉しく、感謝している。こうして続けられるのも広がる人間関係に励まされて力になっていただいているからである。今度のテーマは「韓国の生活文化」、次回は10月24日(土)14時より崔吉城による「韓国の風水」である。私は朝鮮総督府からでた村山智順の『朝鮮の風水』を翻訳し、風水ブームを起こしたことがある。日本でも風水研究グループで比較研究もしていた。その本流に迫っていくつもりである。