崔吉城との対話

日々考えていること、感じていることを書きます。

萩世界文化遺産探訪旅行

2015年10月09日 05時15分31秒 | エッセイ
朝、民俗苑洪鐘和社長一行を港に迎えに行けず失礼した。同僚と高ミンコク君に任せた。歴史地理学者の礒永氏の案内で萩世界文化遺産探訪旅行が行われた。私は皆が「楽しい」時間になることを願っていた。夕食会は韓国学中央研究院博士課程の吉村美香氏、韓国韓医学研究院の研究員の韓ジウォン氏、わが夫婦が加わって19人、全員集合の時高君がシャッターを押した(写真)。ノベール賞受賞者が二人もいるのにそれほど騒ぎたててでいない雰囲気に驚いたという人がいた。後田町の友人宅に全員が集まって和気あいあい、楽しい時間であった。その雰囲気を壊さないように注意しながら静かに早目に引きあげようとしたが結局全員に見送られて帰宅した。
 下関に住んで10年、愛着を持つようになった。100年以上の関釜連絡船の歴史にも関わらず観光産業は遅れていつも通過地点に過ぎない感が強い。船着き場に待機している大型バスが九州へ向かうのをいつも見て残念に思い、ここに泊まってゆっくり見てもらえないかという希望の通りに今度は世界文化遺産の見物を兼ねて3日間この地域を楽しめるように企画して行うことにした。社員一行の親睦がより深まり、和気あいあいで終わるように祈る。今日は門司港、下関市内そしてわが家を訪ねてくることとなっている。社長の息子(9歳)も参加しており、私とは3代の付き合いになり友情は強まっていく。