崔吉城との対話

日々考えていること、感じていることを書きます。

日本人の静かさと礼儀の正しさ

2011年11月10日 05時35分24秒 | エッセイ
 下関市彦島にある下関中等教育学校を訪問した。丘の上から南と北の海が見える。韓国から韓国語教師が赴任して、毎年韓国語弁論大会に学生が弁士として出るので関心を持つようになった。東アジア文化入門、韓国文化や韓国語を教えている学校であり、実験室などはハングルで表示してあった。韓国語担当教師の呉氏の誘いで訪問することになった。学校に着いた時は授業中であり、全校が静かであり、廊下ではだれでも挨拶を交わす。授業が終わる鐘が鳴って学生たちが廊下を歩いていたが静かに挨拶を交わして通過する。日本人の静かさと礼儀の正しさの根源がここにあると感じた。