崔吉城との対話

日々考えていること、感じていることを書きます。

東京へ

2011年11月19日 05時56分53秒 | エッセイ
日常とは違って旅行中は小さいことに無神経で大きい失敗をすることがある。昨日は私が研究会の会場を確認しなかったのでパニックになった。家から雨の中歩いて、乗った空港行きのバスは交通渋滞で時間がかかり宇部空港にかなり遅れて着いた。機内で民団の役員の姜昌憲氏夫婦に会った。私が先に降りて彼らを待って同行した。姜氏とは会議などで握手する程度であったが奥さんとは初めてお会した。モノレールの席に向かい合った。彼らもJCOMチャネルで韓国のドラマを連続して見ているということで、話しは盛り上がった。私はテレビドラマ「家門の栄光」について例のように話をし、関心を持たせ、貸してあげることにした。
 法政大学で行われる研究会へ行く途中、合間を利用して東大の前にある第一書房に立ち寄った。社長は酸素を吸いながら仕事をしていた。肺の機能が弱いからという。私もそうであること、チベットでは酸素を吸ったことなどの体験談をした。法政大学の構内学生食堂で急いでラーメンを食べて会場に着いたが、いつもの会場が変わっていた。コンピューターにはメールでお知らせで場所が書いてあったが急に原稿を手直して送るなど慌ただしくなって見る暇もなく来てしまって困ったのだ。始まる時間が迫ってパニック状態になった。ある事務員に聞いたところ、時間だけかかって知らせてくれた場所は間違いであり、30分も遅れて名札のある席に着いた。発表者は熊本空港の大雨で遅れて一緒に着いたので結果的には私も間に合う形になった。