崔吉城との対話

日々考えていること、感じていることを書きます。

闇のところから明るい出来事

2011年11月03日 05時44分40秒 | エッセイ
 帰宅が遅かった。家内は仕事で迎えに来れない。バス時刻までは6分、暗いキャンパスを注意しながら走ったがバスは大部遅れてもこない。停留場では数人待っていた。その時、黒っぽい車が止まった。暗くて分別しにくいが誰かが乗れと言っている。よーく見ると同僚の古満先生である。嬉しく、感謝して乗った。このようなことは下関に住んで7年間で3回目である。3年ほど前には友人のごみ処理車に乗せてもらったこともあり、とてもうれしかった。広島では10年間住んでもこのようなことは一度もなかった。下関では人情、愛情が感じられる。キャンパスは暗いが明るい人情の灯火は消えていない。