崔吉城との対話

日々考えていること、感じていることを書きます。

下関港

2007年06月26日 06時23分06秒 | エッセイ
 先日韓国から来る姉を迎えるために下関港に行って待った。ゴルフ用のカバンを持っている男女が多く出た。彼らは待機している12台のバスに乗って北九州や別府に向かった。下関はその団体を一泊でも泊まるように誘う力がない。つまり下関が積極的に観光政策をしているとは感じられない。ある観光関係者に聞いたところでは下関のホテルの対応の誠意のまずさや市の観光への積極的な宣伝対策のなさを指摘している。私はまずターミナルで韓国への帰り客や向かう客が1時間以上待つ時間があるので、パネルや大型映像で下関や山口県の紹介などをして欲しいと思っている。下関が大陸への玄関の役割をとり戻す方法は高速艇やトンネルを作ることなどが考えられるが、できることから始めて欲しい。