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一日一句(1817)







古庇一輪高き梅の花






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一日一句(1816)







いにしへに開かんとして梅一輪






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一日一句(1814)







一月やフォークに残るもの心






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一日一句(1815)







一句二句鍋へ投込むおでんかな






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一日一句(1813)







一月のワインは笑ひ上戸なり






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一日一句(1812)







熊谷の天心透ける寒の月






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第9回銀河朗読会







一本は日の当たりたる寒波かな

★危機と他者:「他者の問題」がテーマ化されるとき、そこには戦争や大震災、テロなど社会的な危機が存在しています。そして、「敵」という言葉が「他者」と重なってくる状況が生まれ始めます。他者とは、敵なのでしょうか。

われわれには、見えていないものがあります。それは、超感覚的な社会体制であり、その再生産に、日々、無自覚的に関与し、われわれ自身も、その体制に再生産されているという現実です(つまり、これが「操作」です)。他者は、敵なのではなく、こうした不可視の社会体制に媒介されて「敵になる」のだと思います。真の敵とはだれなのか?

他者がテーマ化されるとき、それは、社会のありようが危機的状況の中にあるというのと同じことです。ウォーラーシュタインは、前回の危機は、200年続いたと述べています。現在の危機の本質を、詩人たちは、どのように感受してきたのでしょうか、また、詩人たちは、危機ともっとも関連の深い「他者の問題」をどのように表現してきたのでしょうか。朗読を通じて、問題提起してゆきます。



青の破局 12番

冬天に見つめ返され
耳まで青い
眼の中の青 青の中の眼
その一点がみるみる鳩になる

鳩は 続けて飛んでくる
一羽は光の粒子を羽ばたき
一羽は冬の草をくわえて
それでも この破局は始まったばかりである

かつて 破局は
二〇〇年続いた と
ウォーラーシュタインは言う

いちじるしい あやうさ
はれわたりたる
この 青の あやうさ

※ 最終連は八木重吉の詩「朝の あやうさ」引用・コラージュ


★第一部  自作朗読

・俳句
・自由詩
・八木重吉の詩

第二部 翻訳詩の試み:アルトー、ツェラン、エンツェンスベルガーの詩の朗読

第三部  オープンマイク・意見交換

最後の詩 ロミー・リーの詩の朗読
・連作詩「どこにもない場所、だが鴉が笑う」から

【日時】2月4日(土曜日)14:00-16:00(開始時間が一時間早くなっています)
【場所】恵比寿カルフール  ギャラリールーム
【会費】2,000円(珈琲・紅茶付き)
【申込み・連絡先】尾内達也
mob 080-5443-8649 
eメール delfini800@gmail.com

※ 過去の銀河朗読会の様子は、公式ページ on Facebookで確認できます。ここから>>>











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一日一句(番外)







大寒の世界喰うたる男あり


大寒の日、ドナルド・トランプ、第45代合衆国大統領就任






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一日一句(1811)







大寒や恍惚として古仏






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一日一句(1810)







大寒の前日は草木しづかなり






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