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蕪村の俳句(79)


■旧暦7月13日、日曜日、

(写真)無題

途中、夜なかに目が覚めてしまったが、9時まで眠る。家人の実家より、梨、幸水が届く。今年は、夏の前半、風雨が多かったので、味はどうかな、と心配していたが、甘く濃い味わいだった。午後、昼寝。ゆっくり過ごした。夕方、叔母の様子を見に行く。元気に動いているので、安心した。夜は、久しぶりに外食。娘の就職祝いである。これで、一つの区切りがついた。



蜻蛉や村なつかしき壁の色   落日庵(明和五年)

■村の壁の色という着眼に惹かれた。壁の色を見て、故郷の村の様子を思い出しているのだろう。回想の中の村から、秋の日の土の匂いまで伝わってきそうである。



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