goo

蕪村の俳句(88)


■旧暦8月8日、木曜日、

(写真)無題

今日は、一気に秋になった気分である。涼しい。足元は寒いくらいである。新涼。そんな言葉が浮かんだ。夕方、また、秋の雨。

小沢さんに勝ってほしかったが、残念な結果になった。菅さんでは、根本的な改革はできないだろう。明治維新のときのように、目に見える外的脅威がないと政治的な目覚めは起きないのかもしれない。無血革命の継続が、至上命題であるから、重要な問題は、イデオロギー問題だと言えるのではなかろうか。既得権勢力は、マスコミと検察を使って、毎日、刷り込みを行っている。「政治と金」のような一見、もっともらしい正義を振りかざすマスコミと検察の「政治性」が問題になることはあまりない。この二つの組織に共通するのは、以前にも書いた(「自己義認と実証主義」)が、自己義認と実証主義である。しかも、この二つは内在的に関連している。「政治と金」のようなテーマ設定をマスコミが行うこと自体、そこに政治的な意図があるのは、比較的、見て取りやすいが、このテーマの政治性を社会的な問題にするのは、かなり難しいと思った。今回の投票結果は、それを物語っているように思える。「イデオロギー」の問題。今後も、じっくり検討してみようと思っている。



秋雨や水底の草を踏みわたる   明和五年

■水底は、川とも水たまりとも読めるが、川と考えると、秋雨の水紋が見えるような気がする。秋の野を行く旅人の後ろ姿に惹かれた。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
« 9月14日(火)の... 9月16日(木)の... »
 
コメント
 
コメントはありません。
コメントを投稿する
ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。