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Jack Kerouacの俳句(2)

■旧暦11月9日、土曜日、

(写真)冬の雲

朝、江戸川ウォーキング(50min:pulse 64/83)。ゆっくり歩くことで呼吸法との両立を図る。夕方、久しぶりに、幻の大詩人、清水昶さんに会ってくる。元気なかったなあ。また、俳句を書けばいいと思うのだが…。ただ、社会に対する関心が常にあるのには、本当にびっくりする。それは、何らかの理論的あるいは倫理的な関心ではなくて、非常に俗っぽいところから発している好奇心なのだが、文学者の原点を見るような思いがする。清水さんは、朝日、日経、スポーツ紙と軒並み読んでいって、ぼくに問いを発するのである。それにしても、吉祥寺の夜の自転車は怖い。神風自転車。



ドイツ語圏の面白そうな俳人を探しているのだが、なかなか、見つからない。どこかに必ずいると思っているので、じっくり探してみるつもり。東欧や旧東独の俳人が面白いのではないかと、思っているのだが…。


Hot tea, in the cold
moonlit snow―
a burp


熱いお茶
冷たい雪の月夜は

げっぷ


■a burpが台無しにしているところが面白かった。日本語で「げっぷ」を使った俳句が出てきたら、どうだろう。たぶん、うまくいかないんじゃないか。それはなぜなのかを考えてみるのも興味深いが、ケルアックの俳句で、これを面白く感じたのは、5・7・5ではなく、3行詩の体裁になっていたからだと思う。



Sound and Vision

THE POLICE: Montreal 1983, Every Breath You Take
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