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フランス語の俳人たち:Daniel Biga(8)(9)

■旧暦4月26日、水曜日、

(写真)borne to play

朝、病院へ。病院というのは集中できる。妙な行きつけができてしまった。今日は、夏の太陽の日差し。アファナシエフから先日、メールがあって、ポエトリー・リーディングで詩や人生について君と語り合いたいと言ってきた。めったに返信をよこさない人だけに嬉しいもんである。




pédalant seul
avec le vent
et le fleuve


自転車に
伴走するのは
風と川だけ


■初夏の河畔を自転車で走るのは気持ちがいいだろうと思う。季節は具体的に書いていないが、初夏が合うと思う。


l'ombre
et le stylo se rejoignent
au bout de la plume



と万年筆
ペン先で一つに


■筆者はパソコンじゃなく、ペンで書くという行為に愛着を持っているのだろう。そして、遅筆なんじゃないか。夜、じっとペン先を見つめていないと出てこない発想と思う。

※これで、Daniel Bigaは終了。フランス本国だけじゃなく、フランス語圏から、広く俳人を検討してみようと思っている。
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