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北と南(11):種子取祭

■旧暦12月8日、火曜日、

終日、仕事。子どもが明日1限から授業なので、夕食を準備。粥も作って、先に食す。明日は、朝から、胃カメラである。なんとも言いようがない日々が淡々と。

(写真)

運命にゆるされてある程をわれら楽しまう、
渡らなければならぬ渡しが待ってゐるから。
ひと日ひと日がめぐりめぐつて
このわれらの生も廻り果てる。

ロバート・へリック(1591-1674)「日月」
森 亮訳




種子取祭
(タントウイ)

沖縄の竹富島の豊作を祈る種蒔き神事の祭。「種取祭」ともいう。600年の伝統がある。祭は旧暦9月から10月の甲申の日から甲午の日まで、10日間ほど行われる。女性が踊り、男性が狂言を受け持ち、島人により70以上の芸能が徹夜で演じられる。太鼓、棒技、舞踏があり、弥勒が島を練り歩く。沖縄における立冬の頃の農耕祭。


少年の明日へ種取祭かな
     喜舎場森日出

※宮坂静生著『語りかける季語 ゆるやかな日本』(2006年 岩波書店)より



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