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情報とイデオロギー、あるいは知と信の問題について(lecture paper)
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猿蓑:「鳶の羽も」の巻(28)
2013-01-01 / 芭蕉
■旧暦11月20日、火曜日、
(写真)無題
今日は、正月なので何もせず。当番なので皿洗いだけ。夕方、珈琲が切れたので、ダイエーに買いに行ったら、DVDのセールをやっていた。セロニアス・モンクとオーソン・ウェルズのマクベス、パット・メセニー・グループの'98年ライブの間で、大いに迷った末に、パット・メセニー・グループにする。980円。
昨年の暮れ、特養の帰りに、意味もなく、オムライスが食べたくなった。鎌ヶ谷のide cafeという初めての店でオーダーしたのがこれ。
名古屋コーチンを使用したというオムライス。なかなか、美味だった。
☆
青天に有明月の朝ぼらけ 去来
湖水の秋の比良のはつ霜 芭蕉
■時間の句に空間の句を付けている。時間が具体的な広がりをもった。これだけ、大胆に「の」を重ねるのは、普通はできないと思う。説明的になるのを避けようとするからだ。ここでは、<湖水の秋>の<比良のはつ霜>と、「湖水の秋」が「比良のはつ霜」全体に掛っている。秋の澄み切った琵琶湖に、はつ霜の降りた秋冷の比良山が映っている、あるいは湖水の秋の光が比良山をくっきり際だたせている、という景が形成されてくる。<湖水の秋>という時間的措辞、<比良のはつ霜>という空間的措辞が、意味のまとまりとして緊密なため、「の」の連続を可能にしたのではないだろうか。
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