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一字一書(5)






★光は、火と人(儿)を組み合わせた形。儿は人を横から見た形で、古い字形では跪いている人である。頭上に大きな火の光をかき、火を強調して見せている字である。古代の人々にとって火は神聖なものであったから、火を守って神に仕える人がいた。光はそのような火を扱う聖職者を指す。のち火の「ひかり」そのものを光といい、光を出して美しく見えることから「かがやく」の意味となった。その意味を人の上に移して光栄(ほまれ)・光烈(立派ないさお)という。白川静『常用自解』





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