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参院安保特委~不信任討論(山本太郎)~強行採決

■昨夜の特別委員会での強行採決の状況。よく観ていただきたい。猿のような与党議員たちの強行採決の模様を。

現代社会が前近代社会と質的に異なってしまったことを考えさせられる。社会の規模の違いだけではなく、社会の「複雑さ」を考えざるを得ない。この国会運営を見ていると、「民主主義の操作性」が存在するように思う。ひとつは、数の論理が絶対性を持つこと。少数意見との納得のいくまでの話し合いがない。―数の暴力。

しかも、その数は民意を反映していない。公約は社会の複雑さを反映して多岐にわたるために、今回のような、一部の人間の巨額の利益のため多くのひとの生命を危険にさらす戦争法案などの公約は前面に出ない。わからないように隠される。そこに操作が介入する。―複雑性の利用。

もともと、小選挙区制度は、二大政党制の実現を意図したはずで、長期の一党独裁を回避することが目的だったはず。ところが、現実は、アメリカ政府の操作可能な政権しか、政権を取れない。鳩山・小沢民主党政権への官僚・検察・マスコミからの異様な集中攻撃を思い出せばいい。民主党政権も、野田になると、明らかに、変質してきた。アメリカ政府と経団連による操作が可能になった。民意を外部介入で変質させている。―民意の操作。

アーミテージレポートのような「操作シナリオ」がすでに存在するのだから、アメリカ政府との関係をテーマ化するのが、今後の政治の役割になるべきだと思う。


参院安保特委~不信任討論(山本太郎)~強行採決






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