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蕪村の俳句(77)


■旧暦7月11日、金曜日、

(写真)無題

金曜か。暑い一週間だったが、朝晩は、秋の気配が濃厚に漂い始めた。クーラーがいかれて、温度設定を低くしないと正常に稼働しないので、いったん作動させると寒くて、夜は毛布をかぶって寝ていた。起きると、のどが痛くなり、体が冷え切っているので、この二日は、クーラーなしで、扇風機だけで過ごしている。

内田百原作、一條裕子漫画の『阿房列車』(小学館)を読む。元祖鉄の百先生は、実に愉快。頑固さがそのまま笑いになっている。一條裕子の絵が非常に上手く、また、味があって、効果を上げている。女性漫画家は、『チェーザレ』の惣領冬実もそうだけれど、絵が上手い人が多い気がする。お供に連れて行かれるヒマラヤ山系くんが、まことにいい味である。



四五人に月落かゝるおどり哉   (明和五年)

■英一蝶の絵の賛。「月落かゝる」という措辞で月の大きさが際立ってくる。そこに惹かれた。踊り手は四、五人。



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