goo

芭蕉の俳句(25)


■旧暦閏3月2日、日曜日、

(写真)無題

このところ、毎日、30分は運動をしているので、寝つきが非常にいい。耳鳴りがひどくて睡眠薬を常用している身としては、結構な状況である。

土曜日は、哲学塾に参加。2007年から参加しているので、早いもので、今年で6年目になる。ずいぶん、いろいろ、眼が開かれたと思う。哲学は難しいものというイメージから、哲学は善く生きるために必要なもの、というふうに大きくイメージが変わった。ヘーゲル、マルクス、ルカーチ、マンハイムに再会したのも、ここだったし、シオランを知ったのも、ここだった。フランス語の勉強を始めようと思ったのも、ここでの経験が大きい。

スイスの友人、romie lieと、Fukushimaをテーマにウェブ上で連詩を巻く計画を練っている。資料を集めて、ルールなどを検討している。早ければ、連休明けぐらいから、月に一、二度くらいのペースで連詩を巻いてゆくことになると思う。言語は、英語、ドイツ語、フランス語、日本語の4カ国語になる。どういう展開になるのか、見当がつかないが、楽しみにしている。詳細は、ここで告知します。



年々や桜をこやす花のちり   元禄4年

■「年々や」という措辞に惹かれた。「桜をこやす花のちり」という認識が、めぐる時間の中に置かれ、単線的な歴史観とは少し趣を異にしている。時とともに、自然も社会も変化するが、変化しながらも、また、季節が、めぐって来るという感覚は、心に、不思議な安心感をもたらすのではないだろうか。



コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

一日一句(347)






春雨や意外に軽ろき燃えるごみ





コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )