「芳賀ちゃんのオサカナ釣題」…酒、肴、料理、釣り 

元デイリースポーツ記者の日記だよ。

初釣り!家島沖のガシラ《1384》…姫路「中村渡船」

2012-01-16 08:46:47 | Weblog
アッシの新春初釣りは14日の土曜。やっとこさ兵庫・姫路の本紙指定店「中村渡船」(中村公司船長、森澤正義副船長)へ行くことができますたぁ。これまで、強風波浪とかで、他の釣行予定も、ずいぶん中止になっていたもんねぇ。

狙いは、お土産確実な家島周辺のガシラっす。初釣りからボウズは食らいたくないし、ガシラなら2ケタは間違いなしでおまひょ。

がぁ!朝6時半に船場川左岸を河岸払いしてポイントに着くと、底の水温が9度。「ま~た下がったわ。低下しても安定すればいいけど、いまは下がる途中。食い渋り、覚悟しといた方がええよ。今後、まだ下がりよるで」と中村船長。例年だと、最低で7度くらい。6度まで落ちれば、マダコなんかは動けず、死んでしまう温度っす。

確かに、渋い。加えて潮が速いのよね。風もそこそこ吹いてまふから、釣りにくいのなんの。

ガシラなんか、根掛かりを恐れずにエサの生きたハエジャコを底へはわせて、オモリをトントンしてたら簡単にかかる!つもりだったんすけど…。う~ぬ。

おまけに、時たま、数は少ないけんど、メバルやマアジも食いつく実績があったから、ガシラ仕掛けの上に、市販品を半分の3~4本に切ったサビキも付けちゃった。その幹糸が1・5号程度だったのが、いけませぬぅ。

さら~に、この低水温でもエサに飛びついてくるガシラは、普段より根の荒い場所にいるんだね。

つま~り、根掛かり多発!市販サビキの幹糸1・5号クラスじゃあ、細すぎて切れてしまうことも。下に付けた天びん2本針の天びんも、硬い金属製だと岩に引っかかった場合、外れにくいしぃ。

最初の2時間でわずか1匹。仕掛け切れ、天びんオモリのロストなどで、絶不調ざぁまふ。欲張り仕掛けはアカンわ。



そこで、ガシラ1本に絞り、天びんもサビキもヤメ。オモリ上に「クロスラインスナップ」(三又サルカンの改良型)、そっからハリス0・8号を長めの50㌢近くとった1本針を出すとゆふ、極めてシンプルな仕掛けを作ったら…大成功っす。

コツン!と当たったら、道糸を張ってぇ、オモリが底を切る程度に上げ、ゴンゴンゴンゴン!しっかり引き込むまで我慢。素早くリールを2~3回転。魚が根に潜らないように、巻き上げまふ。これで、ようやくエンジン全開。一時は連チャンの入れ食いを楽しめますた。



あい。本日最大の25センチ。釣れてくるガシラは極端に大きいのも小さいのもいませぬぅ。18センチから25センチの食べごろサイズ。平均20センチの良型ばっかで、うれしいわ。



ほんで、12時半の納竿までにオイラ25センチ頭に14匹。型がいいから、バケツん中は一杯っす。M先輩は13匹。

んがぁ、常連さんたちは手慣れてますたわ。トップの森山さん30匹、2番手28匹が2人も。こ~の渋い状況でも、さっすがでおまふぅ。「ガシラに絞るなら、竿はカワハギ専用みたいな先調子で硬め、2メートルくらいの短いヤツの方がアタリが出やすいし、取りやすいよ」と船長さま。アッシが使ってたメバル用3・3メートルの軟調竿は、ガシラには不向きのらく印を押されますた。ううう。
★問い合わせ 兵庫・姫路の本紙指定店「中村渡船」。乗合はエサ別1人6000円。プラス1000円で活ハエジャコと冷凍イカナゴを用意。オモリは30号統一。平日でも3人以上集まれば出船します。

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