※このブログは2008年4月21日《73》に載ったものでやんす。09年の2月14日と、2010年4月11日にも、自薦集として再録してますけれど、あまりに印象に残った出来事だったんで、ここに勝手ながら再録しまふ。
他薦……兵庫県タンバ篠山のチヌ釣り師Kさま
★
こんにった!芳賀ちゃんで~す。きょうの本紙「旅面」のオイラの「東京ディズニーリゾート25周年」の記事、お読みになりましたかぁ?
でぇ、こんなことが、さっそくありました。真実でっす!
本日、昼前にハーバーランドの会社へ着いてね、自分のデスクにドッコイショって座るなり、同じ11階編集フロアの遠くから、「芳賀さ~ん」の女性の叫び声!
えっエエエエ~?と右を向けば、いつも苦情電話とかの処理も一生懸命にやってらっしゃるトミちゃんが、こっちの方見て、何か必死の形相でして、「芳賀さ~ん、きょうの東京ディズニーの記事で、問い合わせなんです、ご本人が出てくださ~い!」って…。
あ、あ、あ、あのぉ~、け、けっこうさ、強引に、心の準備もできていないまま、その電話は回ってきやしたぁ。
むむむむむ~!
こりゃあ、ヤバイのかも?ものすごいクレームかなぁ?
なんか、またしても記事、間違ってましたか?って、不安不安不安...。
でぇ、電話に出ると、女の子の声。
どうみても、雰囲気的には小学生の低学年かなぁ。
いきなり少女「あのぅ、どうして!どうして...」
あ~あ~あ~あ~、やっぱ、オイラ重大なミスでもやっちゃったんだよ、きっと!
この純粋な子供さんを傷つけるようなドジを...。
いやね、建設中の「シルク・ドゥ・ソレイユ シアター東京」の高さを、説明してくれた方の「約35メートル」という発音を「135メートル」ってインプットして、そのまんま、なんか妙に高すぎない?って薄々気づきながら、書いちゃったりしてるの、あとで分かってたもんで...。そのことカナってぇ。ううう。
って、ゴッツゥ、怖かったんすけれどぉ、それがぁ...。
少女「なぜぇ~、この記事はぁ? 行ってめぇりやした? とかぁ? ですぅ? みたいな、そういう書き方をしているんですかぁ? わざとぉ~?」
オイラ(即、他人のフリっす)「...あ、あのね、これを書いたオジちゃんてね、ウチの会社の中でも、ちょっと変わっててさぁ、本当は釣りの記事とか、いっぱい書いてるんだけどねぇ、そういう表現を、いつもしてるんだよね。ハハハ。ウンウン...」
少女「...アハ...アハァ...アハァ...そういうことって、チテいいのぉ?」
オイラ「...ン!いいのぉ。そのオジサン、変わってるシトだしさぁ...」
少女「...ンハァ...ヒャハァ...」(近くにお母さんらしき笑い声もしていましたぁ)
オイラ「...んでさぁ...あのさぁ...あのぉ…やっぱぁ、怒ってんのぉ? ふざけてるっなんて思ってぇ、電話してきたんですかぁ?...…それともさぁ、あ、あのぉ...どっちなのかなぁ? エッエッ?? まさかぁ 面白かったん?この文章......?」
少女「キャハハハァ~、ン!面チロ~い!キャヒャヒャハハァ~~」
オイラ(あまりにホッとして)「んじゃあさ、よかったじゃんか。書いたオジちゃんに伝えておくからさぁ、これからも、ヨロチクね」
少女「ハ~イ!ニャハハァ」
オイラ「じゃあね~」(チン!)って切っちゃったんですよ。
名前も、住所も聞かずに。こ、こ、こっ、こんなにカワいらしいお子さんからの、き、きっ、貴重な電話を...。
きっと、きっとさ、行動に移すまでに、勇気がいったろうに。
ゴメンね。ホントにぃ。
もっと、もっと、もっと、もっとさぁ、オイラに自信と余裕さえあれば...。
実はね、旅とかだけではなくってさ、釣りの記事でも、そうゆふナンカ、初々しい人たちにも興味をもっていただきたくて、幼稚ってか、小さな子からご老人まで、誰にでも、釣りなんか知らない人にも、分かりやすいようにさ、こっちへ来てほしくて、書いているのにぃ...。
オレって、オレって、オバカだ~。
いざ、読者の1人と対峙すると...いいトシこいて、実力ねぇんだから。フントにぃ。
何か、記念になるモノでも、生ミッキーの写真とか、プレゼントできたのに。
あ~なんてことを...! 臆病風で、自分の名前も名乗れずに...情けねぇっす!!
彼女のお母さ~ん!
もし、お宅の、お子さんなのだったら、名乗り出て、オイラんところまで、もう一度、もう一度さ、連絡お願いしま~っす!!
たぶん、関西のお子さんで、東京ディズニーリゾートって、まだ行ったこと、ねぇんじゃねぇのかなぁ。でも、きっと、ミッキーとか、キャラたちが好きなんだよね~。ううう。
エ~ン、エ~ン!
★
記者冥利ってやつでせうかね。こういう、一種の励ましみたいな電話や、お便り、声かけとかに遭遇すると、ほんとに、うれしいものですわ。
あの電話の女の子、どうしてますかねぇ?
メンゴねぇ。ううう。
他薦……兵庫県タンバ篠山のチヌ釣り師Kさま
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こんにった!芳賀ちゃんで~す。きょうの本紙「旅面」のオイラの「東京ディズニーリゾート25周年」の記事、お読みになりましたかぁ?
でぇ、こんなことが、さっそくありました。真実でっす!
本日、昼前にハーバーランドの会社へ着いてね、自分のデスクにドッコイショって座るなり、同じ11階編集フロアの遠くから、「芳賀さ~ん」の女性の叫び声!
えっエエエエ~?と右を向けば、いつも苦情電話とかの処理も一生懸命にやってらっしゃるトミちゃんが、こっちの方見て、何か必死の形相でして、「芳賀さ~ん、きょうの東京ディズニーの記事で、問い合わせなんです、ご本人が出てくださ~い!」って…。
あ、あ、あ、あのぉ~、け、けっこうさ、強引に、心の準備もできていないまま、その電話は回ってきやしたぁ。
むむむむむ~!
こりゃあ、ヤバイのかも?ものすごいクレームかなぁ?
なんか、またしても記事、間違ってましたか?って、不安不安不安...。
でぇ、電話に出ると、女の子の声。
どうみても、雰囲気的には小学生の低学年かなぁ。
いきなり少女「あのぅ、どうして!どうして...」
あ~あ~あ~あ~、やっぱ、オイラ重大なミスでもやっちゃったんだよ、きっと!
この純粋な子供さんを傷つけるようなドジを...。
いやね、建設中の「シルク・ドゥ・ソレイユ シアター東京」の高さを、説明してくれた方の「約35メートル」という発音を「135メートル」ってインプットして、そのまんま、なんか妙に高すぎない?って薄々気づきながら、書いちゃったりしてるの、あとで分かってたもんで...。そのことカナってぇ。ううう。
って、ゴッツゥ、怖かったんすけれどぉ、それがぁ...。
少女「なぜぇ~、この記事はぁ? 行ってめぇりやした? とかぁ? ですぅ? みたいな、そういう書き方をしているんですかぁ? わざとぉ~?」
オイラ(即、他人のフリっす)「...あ、あのね、これを書いたオジちゃんてね、ウチの会社の中でも、ちょっと変わっててさぁ、本当は釣りの記事とか、いっぱい書いてるんだけどねぇ、そういう表現を、いつもしてるんだよね。ハハハ。ウンウン...」
少女「...アハ...アハァ...アハァ...そういうことって、チテいいのぉ?」
オイラ「...ン!いいのぉ。そのオジサン、変わってるシトだしさぁ...」
少女「...ンハァ...ヒャハァ...」(近くにお母さんらしき笑い声もしていましたぁ)
オイラ「...んでさぁ...あのさぁ...あのぉ…やっぱぁ、怒ってんのぉ? ふざけてるっなんて思ってぇ、電話してきたんですかぁ?...…それともさぁ、あ、あのぉ...どっちなのかなぁ? エッエッ?? まさかぁ 面白かったん?この文章......?」
少女「キャハハハァ~、ン!面チロ~い!キャヒャヒャハハァ~~」
オイラ(あまりにホッとして)「んじゃあさ、よかったじゃんか。書いたオジちゃんに伝えておくからさぁ、これからも、ヨロチクね」
少女「ハ~イ!ニャハハァ」
オイラ「じゃあね~」(チン!)って切っちゃったんですよ。
名前も、住所も聞かずに。こ、こ、こっ、こんなにカワいらしいお子さんからの、き、きっ、貴重な電話を...。
きっと、きっとさ、行動に移すまでに、勇気がいったろうに。
ゴメンね。ホントにぃ。
もっと、もっと、もっと、もっとさぁ、オイラに自信と余裕さえあれば...。
実はね、旅とかだけではなくってさ、釣りの記事でも、そうゆふナンカ、初々しい人たちにも興味をもっていただきたくて、幼稚ってか、小さな子からご老人まで、誰にでも、釣りなんか知らない人にも、分かりやすいようにさ、こっちへ来てほしくて、書いているのにぃ...。
オレって、オレって、オバカだ~。
いざ、読者の1人と対峙すると...いいトシこいて、実力ねぇんだから。フントにぃ。
何か、記念になるモノでも、生ミッキーの写真とか、プレゼントできたのに。
あ~なんてことを...! 臆病風で、自分の名前も名乗れずに...情けねぇっす!!
彼女のお母さ~ん!
もし、お宅の、お子さんなのだったら、名乗り出て、オイラんところまで、もう一度、もう一度さ、連絡お願いしま~っす!!
たぶん、関西のお子さんで、東京ディズニーリゾートって、まだ行ったこと、ねぇんじゃねぇのかなぁ。でも、きっと、ミッキーとか、キャラたちが好きなんだよね~。ううう。
エ~ン、エ~ン!
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記者冥利ってやつでせうかね。こういう、一種の励ましみたいな電話や、お便り、声かけとかに遭遇すると、ほんとに、うれしいものですわ。
あの電話の女の子、どうしてますかねぇ?
メンゴねぇ。ううう。