かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

全国の夏祭りがほとんど中止され、経済損失1兆8千億円にもなるのだとか

2020-06-21 21:59:51 | Weblog
 今朝の奈良市アメダスの最低気温は15.4℃、昼の最高気温は28.2℃、五條市アメダスの最低気温は14.6℃、最高気温は28.3℃でした。今日は朝のうちは晴れて日差しもしっかり届きましたが、午後からは雲が多くなり、15時過ぎには、ひょっとしたら雨が降ってくるのではないか? と疑いたくなるくらいにうっとおしい曇り空になりました。結局雨は降りませんでしたが、時折強い風も吹いて、今にも降ってくるのではないかと洗濯物の取り込みのタイミングに神経を尖らせました。
 明日からは、梅雨前線が少し北上してくるのか、終日曇りという予報が出ていました。降水確率20%とのことなのでそうそう降らないとは思いますが、できれば出かける前はよく空を見て、少しでも怪しいと感じたら傘を持って行くくらいの気持ちは必要そうです。明日以降もずっと曇りですが、降水確率は40%と一段と雨が降りやすくなりそうです。
 さて、梅雨が明ければ夏本番となりますが、今年の夏は新型コロナウイルスの恐怖にあちこちでお祭りが中止の憂き目にあっているとのことです。京都の祇園祭は名物の山鉾巡行と神輿渡御を中止。大阪天満宮の天神祭は神事は神職のみで行うものの、「船渡御」などの恒例行事は中止されます。青森県のねぶた祭なども戦後初の中止を決定、感染者ゼロの岩手県でも盛岡さんさ踊りを中止しました。全国約200箇所で行われる花火大会も既に8割が中止を決定。経済学者の関西大・宮本勝浩名誉教授によると、100万人規模の祭り・花火大会が全国で約20、30−50万人規模は150−200くらいあるそうで、それらが中止されることによる経済的損失は1兆8000億円にのぼると推定されるのだそうです。
 まあ何十万人も集まるようなお祭りや花火は足の踏み場もないほど混雑しますし、現状治療法が確立していない伝染病が蔓延している以上、中止はやむなしと言わざるを得ないでしょうね。うちの町内の夏祭りも、毎年町会費の過半をつぎ込んでそれなりに派手な花火を打ち上げたりして近隣からも見物客が大勢来るちょっとした名物になっていますが、流石に今年は中止されるでしょう。うちの町の規模で祭り予算は数百万円というところですから、全国で同じような動きとなればそれくらいの金額の損失にはなるかも、という気はします。第2波、第3波の状況次第では初詣とかも自粛とか中止とかになりそうですし、祭りなどが稼ぎ時の夜店を開くテキ屋の人たちにとっては、まさに試練の日々が続きそうです。そういえば、子供の頃住んでいた大阪市のとある町では、夏になると確か5のつく日に通りにズラッと何十件も夜店が並ぶ夜市が開かれていました。真ん中の目抜き通りにうなぎ釣りやひよこ釣りがあって、その両側に金魚すくいなどの定番が並び、端っこの方でバナナの叩き売り、その更に端は植木市になっていたように記憶しているのですが、さすがに今はもうやってないのでしょうね。それでも全国には祭りとは別に夜市を開催している例もあろうかと思いますが、それらも中止になっているでしょうし、それら小さなものも含めたら、経済損失は更に大きく膨らみそうな気が致します。

コメント
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