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かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

大麻、年間利用者9万人とは、一体みんなどこでどうやって入手しているんでしょう?

2020-06-16 22:36:58 | Weblog
 今朝の奈良市アメダスの最低気温は21.7℃、昼の最高気温は30.5℃、五條市アメダスの最低気温は18.9℃、最高気温は29.8℃でした。今日は午前中曇り空でしたが、午後からは晴れ、穏やかな天気となりました。東日本では雹が降って大変だったようですが、こちらは気温こそそれなりに上がりましたが数字ほどには暑さを覚えず、過ごしやすい一日でした。天気予報では、明日はよく晴れますが明後日以降天気がぐずつき、週明け後再び晴れ模様の空になるようです。明後日は定期診断でかかりつけ医に出向き、来週からの職場復帰の可否について相談をする予定なのですが、天気が悪いようなら面倒でも車で行かねばならないかもしれません。

 さて、国立精神・神経医療研究センターの嶋根精神保健研究所 薬物依存研究部 心理社会研究室長らによる、大麻に関する日本人に意識調査を含む薬物乱用等に関する調査研究の結果がまとめられ、研究報告書として公表されました。調査は2019年秋に実施され、15歳から64歳までの男女7000人にアンケートを実施。有効回答3945名分を回収し分析されたものです。
 その内容によると、大麻の使用は近年増加傾向にあり、2015年1%、2017年1.4%、2019年1.8%と徐々に上がってきている様子が伺えました。過去1年間の使用者数は推計で9万人。これまでの生涯で1度でも使ったことがあるヒトは推計で161万人に達しており、警察による大麻事件摘発者数が4321人(2019年)と比べると、20倍以上の差が生じています。
 そういえば大麻を密売したり隠れて栽培していたりして摘発された、というようなニュースを時折見かけますが、実態は文字通り氷山の一角に過ぎなかったということですね。それも近年増加傾向にあるとは。嶋根室長によると、アメリカで大麻が解禁されつつあることやネット上で大麻がアルコールなどと比べても害が少ないというエビデンスが得られた、というような話が容易に入手できるようになり、若者を中心に大麻容認へ影響している可能性がある、とのことでした。
 まあ確かにひところに比べると随分と忌避感は薄れているような感じがしないでもないですが、入手自体はそう簡単には行かないような気がします。9万人ものヒトは、一体どこでどうやって入手したんでしょうね?
 なにはともあれ、世界的に大麻容認という流れがあるようですが、我が国はそこまで変わるでしょうか。どうも我が国でも大麻の主成分の一つカンナビジオール(CBD)は、「大麻草の成熟した茎および種子から採取された成分のみ大麻取締法から除外する」とのことで、そのとおりに処理されていれば合法で使えるそうですが、調べてみたら大手ネット通販でも普通に売っていてちょっと驚きました。まあ簡単に手出ししようと思うような価格でもありませんが、先の調査結果による大麻使用経験というのは、こういうのも入っていたりするのでしょうかね?

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