かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

糖尿病のための薬、という名の夢のダイエット薬が発売されるそうです。

2013-12-15 21:32:40 | Weblog
 貴重な12月の日曜日。朝、目が覚めてみればもう時計は9時を指し示してました。頭の中では昨日同様7時に目が覚めた、と思い込んでいたためか、2時間ばかり時間を損したような、妙な喪失感を覚えながらの覚醒でした。
 目覚めはそうして今ひとつでしたが、洗濯などの日常をこなしつつ、この所かかりきりだった1つの仕事に一定のケリを付けることができました。御大はじめさまざまな方々に叱咤激励されての一事業でしたが、なんとか予定通り年内に山を越えられたみたいで、今はほっと一息ついています。これを年明け以降改めて形にしていかないといけないので、実際にはまだまだ道半ばどころか、という状況なのですが、多分なんとかなるだろう、とまずは気楽に考え、新年を迎えたいと思います。

 さて、糖尿病の治療薬に新しい剤が承認されるそうです。血中の過剰な糖分を尿として輩出するのを促し、血糖値を下げ体重増加を抑制する薬だそうで、4月以降、保険適用される見込みとのことです。
 腎臓には血液から尿に出た糖を再吸収して血中に戻す作用がありますが、新薬はその働きを妨害し、糖を体外に排出していくのだそうです。栄養素の糖が減少することで太りにくくなり、結果として、肥満を発病の契機とする2型糖尿病の発症を抑える事ができる、との事でした。糖尿病は病膏肓に入ると糖の吸収・利用ができなくなり、みるみる痩せ細ることがありますが、その前段階の未病~発病初期に痩せて体重コントロールできれば、脚を切断したり失明したりというような酷い目にはあわずに済みます。しかし、そういう状況に陥るヒトは大抵食べるのが好きで運動は嫌い、という体重制御には最も不向きな生活習慣なのでしょうから、そういう場合に有効な薬なのでしょう。
 それにしても、これ、使用には糖尿病との診断が必須、ということにするのでしょうか。となると、未病段階では使えませんが、本当は発病前に使う方がいいんだろうと思うのです。例えばメタボで指標を作って、それ以上なら糖尿病でなくても処方できる、とかしてくれれば良いと思いますが、そうなると今度はまんまダイエットに使われそうな気もします。もちろん美容目的のダイエットなんて名目で保険適用されるはずがないでしょうが、一旦世の中に出回れば、そんな不正用途で消費されるぶんも出てきてしまうんじゃないでしょうか? 厚労省はその辺どう手綱を引くのか、気になるところです。

コメント
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