今日でめでたく来訪者30万人を突破しました。大半が検索ロボットだとしても、大台の1つに乗ったのは嬉しい事です。どこまで続けるかは未定ですが、この際可能な限り数字を伸ばしていきたいものですね。
さて、アメリカ・カリフォルニア大学の研究者達が、蚊が人間の体臭を検知するメカニズムを解明し、コントロールすることに成功しました。
研究成果は、12月5日付けの「Cell」に掲載されているとの事だったので、Cellのサイトを見に行きましたら、ありました。原題は、「Targeting a Dual Detector of Skin and CO2 to Modify Mosquito Host Seeking」で、要約はここにあります。
それによると、蚊はヒトが呼吸で発する二酸化炭素と体臭を感知して飛んでくるとのことで、二酸化炭素については、蚊の「cpAニューロン」で感知していることが判っており、ドライアイスなどを使って多量の二酸化炭素を環境中に流すことで人の呼吸を判らなくする技術が確立されているとのことですが、体臭の方は蚊がどうやって感知しているのかが判リませんでした。今回の研究では、体臭についてもcpAニューロンがセンサーとして機能している事が明らかになり、これをコントロールするための物質の探索についても、突き止められたとのことでした。
その候補はおよそ50万種類もある中、コンピューター・シミュレーションで138種類にまで絞り込み、最終的に、cpA神経阻害剤としてピルビン酸エチル、活性剤とシクロペンタノンという物質が最も有効であることが判明しました。
これをうまく活用すれば、ヒトには蚊が寄り付かず、一方でトラップの方に活性剤を仕込めば、蚊をそちらに誘導して一網打尽にする事もできる可能性が出てきたわけです。
どちらの物質も化粧品などで大量に使用されているもので、価格も安価で使いやすい剤とのことですから、そう遠くない内に、画期的な防蚊剤が発売される事になりそうです。真夏の深夜、あのプーンと甲高い音で耳元を騒がせる不快感から逃れられるのなら実に素晴らしいことだと思います。是非この研究成果が早く活用されるように、待ちたいと思います。
さて、アメリカ・カリフォルニア大学の研究者達が、蚊が人間の体臭を検知するメカニズムを解明し、コントロールすることに成功しました。
研究成果は、12月5日付けの「Cell」に掲載されているとの事だったので、Cellのサイトを見に行きましたら、ありました。原題は、「Targeting a Dual Detector of Skin and CO2 to Modify Mosquito Host Seeking」で、要約はここにあります。
それによると、蚊はヒトが呼吸で発する二酸化炭素と体臭を感知して飛んでくるとのことで、二酸化炭素については、蚊の「cpAニューロン」で感知していることが判っており、ドライアイスなどを使って多量の二酸化炭素を環境中に流すことで人の呼吸を判らなくする技術が確立されているとのことですが、体臭の方は蚊がどうやって感知しているのかが判リませんでした。今回の研究では、体臭についてもcpAニューロンがセンサーとして機能している事が明らかになり、これをコントロールするための物質の探索についても、突き止められたとのことでした。
その候補はおよそ50万種類もある中、コンピューター・シミュレーションで138種類にまで絞り込み、最終的に、cpA神経阻害剤としてピルビン酸エチル、活性剤とシクロペンタノンという物質が最も有効であることが判明しました。
これをうまく活用すれば、ヒトには蚊が寄り付かず、一方でトラップの方に活性剤を仕込めば、蚊をそちらに誘導して一網打尽にする事もできる可能性が出てきたわけです。
どちらの物質も化粧品などで大量に使用されているもので、価格も安価で使いやすい剤とのことですから、そう遠くない内に、画期的な防蚊剤が発売される事になりそうです。真夏の深夜、あのプーンと甲高い音で耳元を騒がせる不快感から逃れられるのなら実に素晴らしいことだと思います。是非この研究成果が早く活用されるように、待ちたいと思います。