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米国運輸省の恣意性が明らかに

2010年04月12日 16時30分18秒 | 外交問題
彼らは、こっちが書けば書くほど、ムキになって「追加制裁だ、新たな裁判提訴だ」と”アノ手、コノ手”を駆使してくるわけである。見ていて、本当に面白いね。

これで中国当局の恣意的法運用を批判しているのだから、恐れ入る。


在沖海兵隊は日本に必要か?


この中で述べた通りである。

参考までに、フォードの死亡事故問題があった2000年には、どうだったのか?
エクスプローラーの横転事故多発で、公聴会が開かれたであろう?

あの時の制裁金よりも、今回のトヨタへの制裁の方が「重大な罰」ということで、過去最大の制裁金を課し、それも重複で課すということらしい。

フォードの事故例は、どうだったか書いておこう。

・1400件の事故報告
・250人負傷
・88人死亡

ということであったらしい。


これよりも、ラフード長官にとっては、「トヨタのリコールの方がはるかに問題なのだ」ということらしい。これが、恣意的ではない、といえるか?


やってこい。
トヨタ叩きを米運輸省がやればやるほど、彼らの意図がどういうものであったか、というのが明確になってゆくだけだ。

フィギュアスケートの採点の話と似たようなものだな。習性がよく似ているよ。

恣意的であることを指摘する
→正当化する為に罰を与えようとする
(事情聴取、リコール強要、捜査着手などの広報、公聴会、訴訟)
→やっぱり陰謀という疑いが強まり、指摘する
→より一層正当化の為の措置をとる(制裁金など)
→ああ、やっぱりな、と確信に至る


大体、NHTSAとかの公的機関から、トヨタ車と類似の報告例について、正確な統計数字が出されたか?販売台数とか、累積の市場台数とか、そういうのも公表しているのか?
他社のフロアマットの事故例とか、アクセルペダルの戻りに関する苦情件数とか、そういう数字が公表されたか?全てが公表されてるのか?

もし、隠すなら、それはどういう意図なのか?
言えないワケでもあるからか?
まあ、それは言えないわな。正確な数字を公表してしまえば、他の人たちにも「本当のこと」というのが、何なのかバレてしまうからだ。



まあいずれにせよ、当方が書けば書くほど、トヨタは窮地に追い込まれる、ということになるな。そっとしておいてほしい、ほとぼりが冷めるまで静かにしていたい、そういう思いがトヨタ側にはあるかもしれないが、ここで終わって米運輸省の言い分が通ってしまうと、今後の工業製品はどんなものであろうと同じ手を使われることになる。だから、トヨタがかりに生贄となってしまうとしても、退くわけにはいかないということになるな。


証拠によらない、「消費者側の過失や責任」というものを完全に無視した主張が認められれば、どんな言い分だろうと通用するよ。

例の毒ギョーザ事件の症状を訴え出た6千人に賠償せよ、というのを認めることになり、企業は全て過失を認めなければならなくなる。どんな自動車事故であろうと、運転者に過失があろうと、「車が急加速したんだ」と自分の責任を回避する証言をすれば、全部車のせいにできる。絶対に謝らないという、米国人気質みたいなのが大勢いると、事故原因には無関係に車両を全てリコールせよ、と要求できるということになる。

苦情件数は、必ずしも製品の異状や問題を示すものではない。


どんな状況であろうと、
「車が勝手に加速した、どうしてくれる、恥を知れ」と言い放てば、それは全て認められる、ということなのだから。
ブレーキがなくても、神のご加護で車が止まるという国では、どんな言い分であろうとも、公的機関が認めてくれるということだ。議会も同じ。

車両に原因を特定できないのに、どうして「トヨタ車のせいだ」と断言できるのか、それが知りたいな。レクサスでもプリウスでも、車両の機能が原因なのだから、大々的に報道された「神の御加護レクサス」とか「サンディエゴのでっちあげ疑惑プリウス」について、NHTSAが事故原因を公表すればいいだけである。

それができないのに、「○○が原因だ」として制裁を課す国というのは、異常ではあるな。
どんなデタラメも通用する、ということだな。警官の目撃証言なんて、クソの役にも立たないだろうよ。「ブレーキを踏んでいるように見えた」という証言は、一体何の意味があると思うか?
カリフォルニア警官は、車のドアを透視でもできるのか?
ブレーキペダルを踏んでるかどうかは、直接見なけりゃ判らんじゃないの。フロアを思い切り踏みつけているのと外見上で区別がつけられるのか?

テレビ映像が残っているだろうから、リアのランプがずっと点灯しっぱなしだったかどうかを見るのが普通なんじゃないの?ブレーキランプが光りっぱなしじゃなけりゃ、踏んでない可能性は否定できないわな。ランプ類の電気系統に問題がなかったのであれば、ブレーキを踏んでる限り、点灯する。

参考までに、運転に慣れている人ならば、ペダルに僅かな遊びが設けられているので、ランプが点灯していてもブレーキ自体は作動していない程度に踏み込むことは可能だろうと思うけど。「遊び」の範囲内で踏んでいれば、ブレーキは利かない。そう難しい操作じゃないからね。電気的には踏んでる判定になると思うので、ブレーキランプは点灯すると思うよ。


まいいや。

今度は、悪魔がハンドルを操作したからだ、とでも言うかもしれないね。


制裁をやるなら、やってこい。

他社の件数とかの資料とか、あらゆる数字を公表せずにやってくるなら、それは確実に恣意的運用とみなす。証拠が十分揃っているなら、必ず公表できるからね。後ろめたさがない時には、データを明らかにすることは、なんらの不都合も生じるはずがないのだから。

GMやフォードの件数とか、そういうのが出されないとすれば、明らかにオカシイな。販売台数が多くなれば、当然同じ割合で発生したとしても報告件数は増加するしね。

問題の車両について、事故原因を特定できないのに、車両に起因する事故であるという判断をするのも、間違いなく恣意性の顕れである。世界中が、こうした米国の陰謀について知ることになるだろう。



ああ、追加ですが。

日本の政府筋とか、霞が関とかは、全て言いなりか?
国土交通省も、ただボケっとしてないで、米国側の公的機関に「正確な統計数字の資料」をなんで要求しないんだよ。
新たな高速道路建設なんて後回しでもいいだろうが。そんなくだらんことに時間を費やす前に、やるべきことがあるだろうが。何をやってんだよ。

大体、日本の企業がいたぶられているというのに、見殺しか?

アメリカなんて、貸金の上限金利が元々から法的に決まっているのに、それを明確に線引きするというだけで、駐日大使が金融庁担当大臣の与謝野さんのところにねじ込みに乗り込んできたでしょう?

シーファー大使が金融庁の大臣室まで直でやってきて、文句をひとしきり言っていくわけなんですよ。忘れたんですか?


それに引き換え、日本の弱さはどうですか。
役所が、情報交換・共有の為の資料要求すらできないなんて。
薬品の安全情報とか認可情報なんかと、同じようなものではないですか。どうして、資料とか情報を聞くことさえできないんだよ。

ホント、木偶の坊ばかり、ってことなんだな。


タブーに触れたこと、反米的な思想傾向が見てとれたこと、そういうのが政権交代と相まって、許し難い・腹立たしいという雰囲気が米国側の特定層にはあった、ということさ。

その一つが、「トヨタ車の事故」という特定ターゲットに結び付けられたのだ、ということなんですよ。スポンサーも楽ではない、ということさ。
ちょっぴり「危ない橋」にチャレンジしたら、向こうさんの逆鱗に触れたということだ。





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