続きです。研究費の補助金システムは使う側からは、非常に硬直化した使いにくい制度であるようです。以前から大学の研究費補助金では流用が問題になっていますが、もう少し柔軟に使える制度をつくるべきだ、との声もあるようです。かつて流用を指摘された著名な研究者たちは少なくありませんでした。
今回は使途不明金が約3千万円もあるので、これが主として個人で使ったのか大学の講座運営に使ってしまったのかが問題になるでしょう。個人の使用が明らかならば、公金横領ですね。刑事責任は問われないまでも、懲戒免職と使途不明金の全額返還となるでしょうから、個人ではかなり大変なことになってしまいますね。次の仕事も見つからないでしょう。
よく「善良な管理者」とかって法律的に使われたりしますが、この教授が「悪意(個人の私欲)の管理者」だったのかは、詳しい調査結果を待つしかないでしょう。
研究費補助金に関しては、全員が「悪意の管理者」とは思えない背景があるのです。前の記事にも書きましたが、資金を集めることは大変で同時に研究機関の組織運営も結構お金がかかりますから。
でも、このような不正が色々な大学のあちこちの部門で行われていたら、合計すると何十億円とかになりかねません。きちんとしたチェックシステムを設置するべきです。会計検査院は滅多にやってきませんから!ざんね~ん!
そもそも大学教授はこういう会計とか財務管理がみんな上手とは限らないし、どちらかと言うと学究肌の人達は苦手なんではないでしょうか。企業からの寄付金問題もそうですが、適正な会計処理をして、個人流用とは一線を画すシステムを確立し、その管理者と監査を学内に常設すべきでしょう。
今回は使途不明金が約3千万円もあるので、これが主として個人で使ったのか大学の講座運営に使ってしまったのかが問題になるでしょう。個人の使用が明らかならば、公金横領ですね。刑事責任は問われないまでも、懲戒免職と使途不明金の全額返還となるでしょうから、個人ではかなり大変なことになってしまいますね。次の仕事も見つからないでしょう。
よく「善良な管理者」とかって法律的に使われたりしますが、この教授が「悪意(個人の私欲)の管理者」だったのかは、詳しい調査結果を待つしかないでしょう。
研究費補助金に関しては、全員が「悪意の管理者」とは思えない背景があるのです。前の記事にも書きましたが、資金を集めることは大変で同時に研究機関の組織運営も結構お金がかかりますから。
でも、このような不正が色々な大学のあちこちの部門で行われていたら、合計すると何十億円とかになりかねません。きちんとしたチェックシステムを設置するべきです。会計検査院は滅多にやってきませんから!ざんね~ん!
そもそも大学教授はこういう会計とか財務管理がみんな上手とは限らないし、どちらかと言うと学究肌の人達は苦手なんではないでしょうか。企業からの寄付金問題もそうですが、適正な会計処理をして、個人流用とは一線を画すシステムを確立し、その管理者と監査を学内に常設すべきでしょう。