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sengoku38が偽計業務妨害で強制捜査されない不思議(笑)

2010年12月05日 18時07分29秒 | 社会全般
例の公安機密文書流出事件の続報らしいですが、記事からすると、何だかよく判らないのですよね。

asahi.com(朝日新聞社):「公安情報」流出、通信記録を押収 警視庁が強制捜査 - 社会

(以下に一部引用)

人事1課によると、令状の容疑は10月下旬ごろ、ファイル交換ソフト・ウィニーのネットワーク上に文書を出して不特定多数が閲覧できる状態にし、11月のアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議を控えてテロ情報の収集などにあたっていた外事3課員らの業務を妨害したという内容。
 捜査関係者などによると、流出文書はルクセンブルクのレンタルサーバー経由でウィニー上に公開され、拡散した。
 警視庁は、このうち早い段階でウィニー上に公開したパソコンのIPアドレスを割り出し、プロバイダー数十社に、契約者に関する情報や通信記録の任意提出を求めてきた。しかし、個人情報保護の面から応じない業者もあり、強制捜査に切り替えたという。今後必要があれば2社以外からも令状で押収する。
 ルクセンブルクのサーバーをはじめ海外のプロバイダーなどについては直接の捜査ができないため、国際捜査共助の形をとったり日本支社に協力を求めたりするという。


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文書の中身が真実ではない、という建前(笑)であっても、刑法に基づく捜査ってことなのですよね?
なのに、どうして「尖閣ビデオ」の流出は任意捜査なんですか?あれには、何故偽計業務妨害を適用しなかったのですか?変ですよね?
だって、海保職員に「流出元」の調査をさせるなどして、海保職員の業務を妨害したんじゃないですかね?
それとも、検察職員をして「検察内部からの流出はなかった」という内部調査をさせたわけですから、他の検察業務を抱えていた職員等に流出の有無の調査をさせるなどして業務を妨害した、という論が成り立つのではありませんかね?(笑)

なのに、どういうわけか、偽計業務妨害罪での強制捜査は行わず。
どうしてなのかな?
海保の航海士にこそ、それを適用したらいいのではないか?
で、違法性の有無は、「裁判で決着をつけよ」ということにすればいいんだよね?それをしない理由というものが、全く分からない。sengoku38の捜査を担当したのは、東京地検と警視庁だったんでしょう?

おかしな話だな。


上の朝日新聞の記事からすると、ちょっと疑問があるのだよね。
ルクセンブルクのサーバにはアクセスログが残ってないか、提出を受けてないってことですよね?それなのに、IPアドレスだけは、先に分かっていた、ということですか?それもヘンな感じですよね?それは本当なんですか?

喩えがヘンかもしれないが、一応、IT無知のオイラの理解で書いてみるから。
まず、犯罪の行われた場所がシアトルだったとする。
犯人は、シアトルに到着する前に、どこかの空港を経由している。それはどこなのかは不明。で、出発地が日本のどこかだってことは判っているとしよう(それも本当かどうかは分からないけどね)。そうすると、東京からの国際便の全てを調べなけりゃならない。
地方空港のどこからか東京やって来て、もしくは元々東京にいて、東京からの便に乗ったわけだ。行き先は、パリ、ロンドン、ニューヨーク、香港、シンガポール…、という具合に、何処だったのか不明なのだ。そして、そこから更にいくつかの空港を経由して、最終的にはシアトルに辿り着いて犯行が行われた、と。

これで犯人を探そうというのが無理だよね。記録が残っていれば、シアトルに来た乗客の中から、どの便でやってきたか(どこからアクセスしたか)というような情報か手掛かりがあるはずなのだ。だけど、それが不明で、中継地点も不明なのに、IPアドレスだけは特定できていた、というのは、不思議なのですよね。当初の報道でも、セキュリティー会社の人たちはアドレスを解明できていなかったはずでしょう?
サーバの場所がルクセンブルクという情報だけだった。


もしIPアドレスが判明しているのであれば、どこのプロバイダを使ったのか、というようなことが分かるのでは?
sengoku38の場合だって、ごく普通の自宅からのアクセスがあった(5日に削除したのは自宅からだった)ので、そのIPアドレスを特定できていたのだから、プロバイダ情報が確認できていたはずで、そうすると、プロバイダに照会してその時刻にアクセスしていた人物は特定できたはずなのだ。
なのに、どういうわけか、漫画喫茶の方を大騒ぎして、削除した際の個人の特定をできたにも関わらず、しなかったというのは解せないのである。大体、ユーチューブからアクセスログを取るのに、裁判所令状で証拠を押さえたのだから、削除した際のログを差し押さえないわけがないのだ。そちらのIPアドレス情報から、一般的に利用されているプロバイダは判明するはずであろう。プロバイダが分かるなら、何十社もの記録提出を求める必要などなく、特定の1社だけでもいいはずだ。
警察は「何か特定の情報」を狙って、2社に令状を取って情報を取ったものと思うけどね(まさか、オレのパソコンとか?笑)


まあ、いずれにせよ、奇妙な事件ではある。
隠そうともしない、というのと、事実を認めない、というのからして、釣り情報とかトラップの可能性があると思うが、どうなんだろうね。

それと、尖閣ビデオ流出も同じく偽計業務妨害で捜査やるんだろうな?
流出した中身には無関係にできるんだよな?
秘密に該当するかどうか、なんて関係ないんだってよ。ラッキー!

さっさとやってくんな。
もし、これができない、或いは裁判にもならない、ということなら、やっぱり壮大な陰謀か裏がある、ということの証拠だろうね。

検察は、何かを隠している、ということかな?
東京地検には、何があるのかな、と。




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