自由が丘 ワイン処 コッコロ 元店主の美味しいもの日記

ワイン大好き、イタリア大好き、
美味しいもののためなら何処へでも♪

コッコロ最終日 2016年8月19日

2016年09月02日 | コッコロ メニュー
コッコロ最終日に、ご来店できなかったコッコロファンの皆さまに、コッコロ最終日の様子をご報告させていただきます。

閉店後も店の片付け、事務手続き、ご挨拶、等々、やること満載で。 店のカギを大家さんに返却する8月31日ギリギリまで、作業がかかってしまいました。返却後は、全身の疲労がどっと出て、大きな緊張から解放された心は、放心状態? ご報告が遅くなり、様子が気になっていた皆さま、お待たせいたしました。

"コッコロを閉める"とう大きな決断をしてから、次にお店をそのまま使ってくださる方を探し、その候補の方が、大家さんと賃貸契約を交わすまで、
その間は、候補の方が、銀行等の手続で審査が通らす、や、大家さんと賃料で合意できなかったり、キャンセルの可能性もあります。ですので、大家さんと次の借主との間で賃貸契約が交わされるまでは、皆さまに、お伝えすることができませんでした。 皆さんへの告知開始から閉店まで、約3週間しかなかったこと、皆さんは、短いとお叱りになるかもしれませんが、私のできる最速が、7月29日からの告知となりました。どうか、ご理解お願いいたします。

まずは、長い間、頻繁にコッコロに通ってくださった方々から、順々に直接お話いたしました。 大切なことを誰か他の人から聞くのって、嫌じゃないですか。誰よりも先に直接お話したかったのです。 皆さんのショックは当然です。 お伝えするのには、大きな勇気を要しました。
そしてそれから一週間後、今度は連絡先のわかる皆さんほほ全員に一人ずつメール。 そして、最後にフェイスブック、このブログで報告させていただきました。
自分の病気の症状の出る中、最終営業のラストスパートのかかる中、私の誠意として、必死でした。

そして、8月に入ってから最終日まで、お別れを惜しむたくさんの方がご来店くださり、ほほ毎日満席。コッコロ一人営業始まって以来の一か月、よく倒れなかった・・・。
私のたんたんとした様子を不思議に思われた方もいらっしゃるかもしれません。でも、自分で産んで、苦労して、大切に育てた店は、わが子です。手放すのが、苦しくない人はいないと思います。でも、最後までお客様に楽しんでいただくこと、感謝の気持ちで、自分の責任を果たすこと、で、必死だったんです。 悲しんでいる暇はありませんでした。本当に苦しくてさみしいのは、私です。

と、前置きが長くなりましたが、最終日の様子です。 最終日は、パーティ形式で、会費制。 料理は、出せるもの全部。 お飲み物は、ご自由に。


・しらすとオクラのフリッタータ(玉子焼き)、 エビとアボカドのサラダ、ズッキーニのアンチョビソテー
・いちじくとハモンセラーノ(生ハム)のサラダ
・レバーペーストのブルスケッタ、マスカルポーネと明太子のブルスケッタ
・ナスとモッツアレラの重ね焼き

S君の大好きなスペアリブのやわらか塩焼き Kさんが大好きなラムじゃが



・宮城産ムール貝の香草パン粉焼き
・くっさいチーズとポテトのオーブン焼き この匂い、たまら〜ん。
・ゴルゴンゾーラとエリンギのパスタ
・ラグーソースのペンネ

いや〜、お料理にも思い出がいっぱい。

本当に、コッコロのお客様は、最高でした〜\(^o^)/ 思いやりと優しさにあふれています。 こんな素敵なお客様と、過ごせた時間は、私の一生の宝物です。

次回は、閉店してから、店を出るまでをご報告いたします。・・・と予告(^▽^;)



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