オリオン村(跡地)

千葉ロッテと日本史好きの千葉県民のブログです
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今日は三木で小腹いっぱい

2014-04-14 00:39:33 | 千葉ロッテ

 

昨日の喧噪が嘘のように両チームとも湿りまくった打撃戦、いや投手戦となり、そして僅か4安打の完封負けです。
試合前に大型の登録抹消のニュースが飛び込んできたのですが昇格となった三木がプロ初打席初安打、タイミングを外されながらも左腕一本で持っていったかのようなレフト前ヒットでプロのスタートを切ったのが今日一番のトピックスで、正直なところ私服になって街で見かけたら加藤と区別がつきそうにないのですが、まあその程度の試合だったということです。
またまさかの大谷が右内転筋痛で抹消になった代わりが南というのが今のチーム事情を表しているかのようで、今季の南は先発にチャレンジをしながらも相変わらずの制球難で防御率が5.30ですから数字的にも道筋的にも一軍に上げてはいけないのではないかと思いつつも、他に候補がいないのが哀しい現実なのでしょう。

石川を見殺し、三木のヒットが出るまではこのタイトルでいく予定でした。
先日のプロ初勝利を飾ったピッチングに比べれば60球程度でストレートのスピードが落ち、また4四死球とコントロールもばらけ気味ではありましたが7回5安打3失点ですので先発としての責任はしっかりと果たしてくれた石川は、ナマで見たのは初めてなのですが数字以上のストレートの威力が感じられます。
それが130キロ台後半になってもなかなか捉えられなかった理由でしょうし、シンカーという武器があることも大きいのでしょう。
前の打席で三球三振だった小関を甘く見たのか簡単にストライクを取りにいったところをライト前に運ばれたのをきっかけにした痛恨の2失点を今後の糧としてくれれば、ビギナーズラック以上の活躍、それこそ涌井もうかうかしていると右のエースの座を奪われかねない、そのぐらいの存在になってくれる期待感の高まる今日の石川でした。

二番手はさっそくに南かと思いきや昨日にKOされた唐川で、これにはスタンドが大きくどよめきました。
ベンチに入れてブルペンで準備をさせたのですから伊東監督からすれば予定どおりだったのでしょうが、なかなかプロでは見られるものではありません。
唐川はプロ入りからずっと先発でしたのでこれが初の中継ぎ登板となり、伊東監督は「本人も不安なまま次の登板を迎えるから」と説明をしていたようですが67球を投げての連投で納得のいくボールを投げられるとも思えず、実際に本人のコメントとは裏腹にボールが高めに浮きがちでピッチングとしては昨日の延長線上でしかありませんでしたので、あるいはプライドをかなぐり捨てて必死に投げることを求めたのではないかと考えます。
これで何が変わるとも思えませんが最後の一球は力んだ感じでしたがちょっと違った雰囲気がありましたので、中5日となる次の土曜日に何らかの答えを見せてもらいましょう。

打線は五回の攻撃の前に円陣を組んだものの辛島を捉えきれず、チャンスらしいチャンスも無いままに完封負けです。
緩いボールをタイミングを合わせて引きつけてのセンター前ヒットを放った井上の「動けるブタ」な走塁で作った一死三塁で、犠牲フライも打てなかったのが痛かったです。
七回の二死二塁ではその井上がミスショットで得点に繋げられず、ほとんど見せ場のない黒星に前日より4千人減ったスタンドが今後にどうなるか球団は戦々恐々でしょう。
サブローをレフトに起用せざるをえないほどに鉄壁だったはずの外野陣の体たらくが嘆かわしく、今日もダイビングキャッチでロッテファンの心を掴んだであろうハフマンもファインプレーと言うよりは精一杯のギリギリのプレーであるのが実状ですし、しかしそれでも凡ゴロで必死に走る姿に他の選手には何かを感じ取って欲しいです。
もしかしたらまだバットで貢献ができるチャンスがあるかもしれない展開でサブローの代走に岡田ではなく清田というのもよく分からず、モヤモヤとしたものが残った負け越しでした。

 

  1 2 3 4 5 6 7 8 9

楽天

0 0 0 1 2 0 0 0 0 3 7 1

千葉ロッテ

0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 4 0

◆4月13日(日) 千葉ロッテ-楽天3回戦(楽天2勝1敗、13時、QVCマリン、14,812人)
▽勝 辛島 3試合2勝
▽S ファルケンボーグ 5試合4S
▽敗 石川 3試合1勝1
▽本塁打 ジョーンズ3号(石川)

▽バッテリー
千葉ロッテ 石川、唐川―吉田
楽天 辛島、ファルケンボーグ
―小関

 

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