オリオン村(跡地)

千葉ロッテと日本史好きの千葉県民のブログです
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今日はハフマンでお腹いっぱい

2014-04-13 01:11:52 | 千葉ロッテ

 

両チームで39安打27得点という壮絶な打撃練習に屈しての大敗は、いろいろな意味で凹む材料に事欠かない試合でした。
しかしそれでも期待どおりにハフマンが核弾頭に起用をされての来日初ヒット、初打点の4安打2二塁打2打点の活躍でしたので、とりあえずはそれで自分を慰めることにします。
肩に力が入りまくりのプルヒッターな感じはありますが4本目は右中間に運びましたし、見るからに一生懸命さがにじみ出ている姿には好感が持てます。
かつての諸積、顔をグラウンドに叩きつけたそれを思い出させるようなダイビングキャッチは得点差を考えれば賛否両論があるでしょうが、個人的には嫌いではありません。
最後にファルケンボーグに軽く手玉に取られたようにランビンなパターンになるかもしれませんが、明日も左腕の辛島ですのでハッスルでチームを引っ張ってもらいたいです。
その初ヒットのボールはイニングの交代のときに清水コーチがボールボーイを呼んで2個のうちから選んだという適当さを見てしまいましたが、それでもいい記念になるでしょう。

それにしても今日は唐川が悪すぎました。
130キロ台半ばのストレートに100キロ前後のカーブで緩急をつけての組み立てはいつもどおりでしたが、立ち上がりからコントロールに苦しんでの3回持たずのKO劇です。
味方が先制をしてくれた直後に初球を岡島にスタンドに運ばれるところなどは昨日と真逆な展開で、あれよあれよと言う間に大量失点でマウンドから引きずり降ろされました。
追い込んでもファールで粘られて甘く入ったところを軽々とヒットゾーンに持っていかれるのですから、余程にボールに力が無かったのでしょう。
試合後のコメントを見れば本人もかなりショックだったようですが、見ているこちらもかなりのショックな唐川です。
調子が悪かった、というピッチングでもなかったですし、ロッテファンの期待とは裏腹に今は名前だけとなってしまっている感があります。
それこそ藤岡に倣って肩のストレッチングでもしたらどうか、と言いたくなるほどに一からピッチングを立て直さなければ、このままでは悲惨なシーズンになるでしょう。
六番手と考えればこんなものなのかもしれませんが、持ち味の淡々さが淡々なピッチングでは困りますので、がむしゃらさを見せて欲しいです。

リリーフ陣も大谷が無失点で抑えただけで、あとは17安打8失点と大炎上でした。
吉原はやはり一軍で投げるには力不足で、あそこまで芯で捉えられる打球ばかりですと本人は自信喪失をしてしまったかもしれません。
このまま一軍でやっていっても得るものがあるとは思えませんので、浦和でやり直すべきです。
ただ吉原のようにまとまっているタイプの投手は二軍ではそれなりに結果を残したりもしますので、長崎なんかがそんな感じでしたが、ストレートに磨きをかけるなり変化球の精度を増すなりして、勝負のできる武器を身につけることを命題にやっていって欲しいです。
守備に足を引っ張られましたが松永もストレートには伸びがありましたがコントロールがアバウトすぎて、結果的に自分の首を締めることになりました。
逆に益田は数字ほどにはストレートの威力が感じられず、本音を言えばこのKUISコンビにはもう少し浦和で調整をして欲しいぐらいです。
ただ残念ながら唐川もそうですが浦和に取って代わる存在がいないのが現状ですから、だましだましやりながら調子を上げていってもらうしかありません。

打線は15安打10得点と頑張りましたが、これだけ投壊ですとただ打つしかないので限界があります。
先日のプロ初ヒットに続いて井上のプロ初アーチをナマ観戦できたのが心の支えで、バックスクリーンへの一撃は同じようなところに根元も放り込みましたので飛ぶボールの影響ももちろんあるのでしょうが、あわやグランドスラムのライトフライを見ればやはり長打力への期待はチーム随一でしょう。
守備では動きの鈍いところを見せてしまいましたがバットでそれを補えるよう、左腕が先発のときのスタメンは確保できたでしょうから今後も楽しませてもらいます。
一方であるいは懲罰なのか2三振で交代となった清田は見逃しの三振の印象が悪かったのかもしれず、また2安打の里崎はリードの責を取らされたのかもしれません。
もしそうであればシビアと言えばシビア、片手落ちと言えば片手落ち、今後にこの両選手の出番が減るかどうかが気になります。
あるいはどこかを痛めていることでの早引けだったのかもしれませんが、そういう意味では太ももを痛めたようなクルーズが心配です。
また加藤がボールを追っかけるようなスイングばかりなのも気がかりで、もっと引き込んで打たなければ浦和番長のままで終わってしまいかねません。
何はともあれ2安打しか打てなくても24安打を打たれても一敗は一敗ですので、とにかくカードの勝ち越しができるよう明日に頑張りましょう。

 

  1 2 3 4 5 6 7 8 9

楽天

0 0 8 0 3 0 3 0 3 17 24 0

千葉ロッテ

0 3 0 0 0 2 4 1 0 10 15 2

◆4月12日(土) 千葉ロッテ-楽天2回戦(1勝1敗、14時、QVCマリン、18,869人)
▽勝 小山伸 6試合1勝
▽敗 唐川 3試合2
▽本塁打 井上1号(塩見)、岡島1号(唐川)、根元1号(武藤

▽バッテリー
千葉ロッテ 唐川、吉原、松永、大谷、益田―里崎、江村、吉田
楽天 塩見、小山伸、青山、金刃、武藤、斎藤、ファルケンボーグ
―嶋

 

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