電脳筆写『 心超臨界 』

貧困は人格をつくる教師である
( アンティファネス )

自分のための人生 《 親ばなれ、子ばなれを成功させる――ウエイン・W・ダイアー 》

2024-06-22 | 03-自己・信念・努力
電脳筆写『心超臨界』へようこそ!
日本の歴史、伝統、文化を正しく学び次世代へつなぎたいと願っています。
20年間で約9千の記事を収めたブログは私の「人生ノート」になりました。
そのノートから少しずつ反芻学習することを日課にしています。
生涯学習にお付き合いいただき、ありがとうございます。

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東京裁判史観の虚妄を打ち砕き誇りある日本を取り戻そう!
そう願う心が臨界質量を超えるとき、思いは実現する
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◆村上春樹著『騎士団長殺し』の〈南京城内民間人の死者数40万人は間違いで「34人」だった〉
■超拡散『世界政治の崩壊過程に蘇れ日本政治の根幹とは』
■超拡散『日本の「月面着陸」をライヴ放送しないNHKの電波1本返却させよ◇この国会質疑を視聴しよう⁉️:https://youtube.com/watch?v=apyoi2KTMpA&si=I9x7DoDLgkcfESSc』
■超拡散記事『榎本武揚建立「小樽龍宮神社」にて執り行う「土方歳三慰霊祭」と「特別御朱印」の告知』
■超拡散『移民受入れを推進した安倍晋三総理の妄言』
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われわれ人間の場合も同じように、いまだに自立させたいという本能は残っているが、子供を自分の所有物にしたいという心理的欲求や、自分の生きがいにしたいという気持ちに本能はとって代わられてしまっているようである。子供を育てる目標は、自立させることから、自分にいつまでもしがみついているようにさせることに変わってきている。


◆親ばなれ、子ばなれを成功させる

『自分のための人生』〈原題:Your Erroneous Zone(錯信帯)〉
( ウエイン・W・ダイアー/渡部昇一・訳、三笠書房 (2011/7/21)、p251 )

  どんな関係であれ、二人の人間が一つになるような関係になると、
  半人前の人間が二人寄り集まったことにしかならない。

9章 自主性と責任感を育てる
2 親ばなれ、子ばなれを成功させる

精神的依存を断ち切るには、まず家族から始めることだ。

あなたの両親が子供のころのあなたをどう扱ったか、現在あなたは自分の子供をどう扱っているか、ということをまず考えてみるのだ。自分が親に対して抱いていた精神的依存をどの程度現在までひきずっているか、現在どのくらい自分の子供に依存を強いているか、これらを考えてみることから始めよう。

ウォルト・ディズニーの映画に、『熊の国』という題のみごとな作品がある。それは母熊と2頭の小熊の生態を生後から数カ月間追跡した作品である。母熊は獲物のとらえ方や木の登り方、また、危険に直面したときの身の守り方を小熊たちに教える。そしてある日、母熊は本能的に小熊たちと別れる決心をする。小熊たちを無理やり木の上に追いあげた後、後ろを振り返ることもせず、去っていってしまうのである。永遠に……。

母熊は自分の頭の中で親としてのつとめは果たし終えたと考えたのである。人間の母親のように、隔週の日曜日に会いにこさせるというようなことはしない。また、小熊たちを恩知らずと言って責めることもしないし、自分の期待を裏切ったと言ってヒステリックにどやしつけることもしない。ただ小熊たちを自立させたのである。

われわれ人間の場合も同じように、いまだに自立させたいという本能は残っているが、子供を自分の所有物にしたいという心理的欲求や、自分の生きがいにしたいという気持ちに本能はとって代わられてしまっているようである。子供を育てる目標は、自立させることから、自分にいつまでもしがみついているようにさせることに変わってきている。
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