電脳筆写『 心超臨界 』

自分の人生を変えられるのは自分だけ
代わりにできる人など誰もいない
( キャロル・バーネット )

不都合な真実 歴史編 《 自分たちの残虐性を日本軍に投影する中国の策謀――藤岡信勝 》

2024-05-25 | 04-歴史・文化・社会
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世界は広いから、われわれ日本人には想像もつかないような文化・風習がこの地球上には存在しています。中国人のカニバリズム(食人習慣)もそのひとつです。このことを正面から見つめないと、従軍慰安婦問題や南京虐殺問題など、いま日本が叩かれているさまざまな問題は解決しません。なぜなら、中国人は自分たちの残虐な文化、食人習慣といったものを日本人に投影して、日本人が過去に行った行為として非難しているからです。


◆自分たちの残虐性を日本軍に投影する中国の策謀

『国難の日本史』
( 藤岡信勝、ビジネス社 (2015/4/30)、p103 )

世界は広いから、われわれ日本人には想像もつかないような文化・風習がこの地球上には存在しています。中国人のカニバリズム(食人習慣)もそのひとつです。

このことを正面から見つめないと、従軍慰安婦問題や南京虐殺問題など、いま日本が叩かれているさまざまな問題は解決しません。なぜなら、中国人は自分たちの残虐な文化、食人習慣といったものを日本人に投影して、日本人が過去に行った行為として非難しているからです。それが慰安婦問題の「性奴隷」であり、南京の「虐殺行為」なのです。

アイリス・チャンという中国系ジャーナリストが「南京大虐殺は日本軍がやった」と書きましたが、じつはすべて中国軍が日本兵に対して行った残虐行為なのです。

これに関連して、次のような出来事があります。

2007年、アメリカ下院が日本を非難する「慰安婦決議」を行いました。そのなかに、20万人の慰安婦を性的奴隷状態で「ミューティレーション(mutilation)」したという記述があります。「ミューティレーション」というのはふつうあまり使われない英語ですが、辞書を引くと「四肢切断」とあります。つまり、日本人は韓国などアジアの慰安婦の人たちの四肢を切断した、と同盟国・アメリカの議会で決議されたのです。

いうまでもなく、日本には手足を切るような文化はありません。しかし、中国には間違いなくあります。

じっさい司馬遷の『史記』には、皇帝の愛人(戚夫人(せきふじん))の手足を切り落とし、目をえぐり出し、耳を焼ききり、薬で喉をつぶし、そして便所のなかに捨て、「人ブタ」と名づけた女帝・呂后(りょこう)の話が出てきます(「呂后本紀」)。

また、1937年には、「通州事件(つうしゅうじけん)」が起きています。北京の東10キロほどの通州で、中国人部隊が日本人を襲った事件です。日本人居留民や日本軍部隊がいきなり襲われ、2百人以上の居留民が虐殺された事件です。女性はほとんどがレイプされ、殺害されています。そのなかには子供もたくさんいて、手足を切断されています。つまり、ミューティレーションをやられたのです。

「ミューティレーション(mutilation)」という英語があるぐらいですから、英語文化圏にもそうした事実があったに違いありません。私の乏しい知識のなかから、すぐに思い出すのはイギリスがインドを支配していたとき、インドの綿織物産業を潰すために、腕のいいインド職人の腕を切り落とした事件です。そのため広大なインドの地が白骨累々(るいるい)となったといわれています。

繰り返せば、手足を切り落とすという、そんな風習は日本にはありません。

それにもかかわらず、日本にはまったくない残虐行為が同盟国アメリカの議会で決議されてしまったのです。日本人として、これはとうてい認めることはできません。したがって、あらゆる手段を講じて議会決議を撤回させるよう、日本人および日本政府は働きかけなければなりません。これは日本人の名誉にかかわる喫緊(きっきん)の課題です。
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