論語 《 子張曰く。徳を執ること弘からず 》

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◆子張曰く。徳を執(と)ること弘(ひろ)からず


『現代語訳 論語』
（ 宮崎市定、岩波書店 (2000/5/16)、p321 ）
子張第十九（472～496）

473　子張曰。執徳不弘。信道不篤。焉能為有。焉能為亡。

(訓) 子張曰く。徳を執(と)ること弘(ひろ)からず、道を信ずること篤(あつ)からずんば、焉んぞ能(よ)く有りと為し、焉んぞ能く亡しと為さん。

(新) 子張曰く、折角修養に志しながら視野が狭く、折角道を尊びながら信念が鞏固(きょうこ)でなかったなら、いったいやる気があるのだろうか。ないのだろうか。