司法書士のオシゴト

会社にかかわる登記を中心に素朴なギモンにお答えします♪ 

2021年2月15日以降の商業登記の変更点 その15

2022年03月17日 | 商業登記

おはようございます♪ まず、近々更新。。。ができなかった言い訳(^^;)。。。をさせてください!! m(__)m

実は、記事を書き終えておりましてね。。。今週の月曜日に載る予定だったんですよ。 。。。

で、当日。。。。んっ???。。。あれっ???。。。ないぞ!!。。。。ないぃぃ~っ!!!!!!!!!!!!

というワケで、書いたハズの記事がどこかに消えてしまったんです。
かなり必死で探したのですが、ちょっとした形跡もなぁ~んにも見つからず。。。が~ん!!!( ;∀;)
登録もしたつもりだったのに、影も形もないのでして。。。ショックです!!!

確かね。。。ブログを書き始めた頃は、間違って消えたというコトもあったんだけど、ここ数年では記憶にありません。
そんなこんなで、オシゴトもちょっとバタバタして、ショックで書き直す気分でもなく。。。で、今日になってしまいました。。。

もしやっ!?
悪口を言ったので、消されちゃった。。。とかでしょうか???(=_=)
ん~。。。。そこまで過激じゃなかった気がするんだけどなぁ~。。。

では、再度書いてみます。。。しょうがない。。。トホホ。。。(;O;)

 

ちょっとテンションが下がってしまいましたので、だいぶ要約しちゃいますが、まず、しばらくして事務所に電話がかかってきました。
相手はワタシじゃなくて、代理人(=うちの上司ね)。
どうやら「あんたの事務所の補助者のオバチャンが、とんでもないコトをしてるんだけど、知ってるの??」みたいなコトを言い付ける電話でした。
ぃや~。。。ワタシ補助者じゃないしね。。。"(-""-)"。。。別に内緒でもないんだけどね。。。"(-""-)"

結局、本局に照会するつもりなんてなかったみたいでして。。。その後、待てど暮らせど結論はでない、連絡も来ない。。。
しかし、クライアントさんとしても、さすがにこれ以上は待てない。。。ということになりまして、ワタシ、法務局に直談判に行くことになりました。

 

するとね。。。
「本局!?。。。まだ聞いてませんよ??。。。忙しいって言ったでしょ!!!!!!!!!」と、ものすごい勢いで言われ、「補正する気ないんだよね??」。。。そして、机を「どんっ!」と叩かれました。

ワタシとしては、前にもお伝えしたんですが、別に逆らうつもりじゃなくて、ま、いってみれば「ぶっちゃけたハナシ」が聞きたかっただけだったんですよね。
でも、相手は聞く耳持たず、話し合いには全くならない。。。(~_~;)

仕方がないので、「上司の方とお話ししたいんですけど」というと、「ギロッ!!」っとにらまれて、上司登場 (;'∀')

さすがに、あの態度ってどうなの?
ワタシ、そんなに嫌がらせみたいなコトしましたっけ??

自分で言うのもナンですが。。。今回は、結構理性的だったと思うのよ。。。たぶん年下なんだろうとは思いますが(←それはそれでちょっとヤダ!)、登記官から怒鳴られて、脅かされてもキレなかったですからね~。。。(~_~;)

しかし、あんな態度を取られる意味が分からん。。。なので、上司に言い付けましたケドね。。。お互い様!!

本題としてはですね。
ハンコ問題に関しては、出張所で統一した取扱いをしているワケじゃないってコトでした(←若干疑ってはいるんだけど。。。)
そして、これが「キモ」なんだけど、商業登記規則49条1項では、「添付書面の原本を提出する」こととされていて、この原本性は、引き続き登記官の審査の対象になっているってことなんです。

じゃあ、「原本か原本じゃないか」はどうやって判断するのか。。。というと、それは「審査する登記官による」というのですよ(=_=)
以前、受理されたヤツもね。。。「その件の担当登記官が原本と認めたんでしょうね。。。」という。。。ホントかいな!?

なのでね。。。ハンコが押してある写しなら、原本があるハズ。。。という指摘があるかどうかは、提出してみないと分からないんだって!!(一一")

だったら、トライアンドエラーは何だったんだ!!!

 

。。。というコトなんでございます。。。はぁぁ~。。。。

 

しかし、ちょっとビクビクしながら、トライアンドエラーは続けておりまして。。。
どうやら、署名(←自署)だけで、ハンコがないモノは、大丈夫っぽい。。。(~_~;)

ハンコがあるものでも、補正にならなかったヤツもあり。。。
ワタシがビビリなんで、基本は、原本還付してるんだけど、たまぁ~に、ハンコがあるコピーでもやってみてはいます。
感じとしてはね。。。株主リストなんかは、コピーでも受理されるような気がしています。

。。。そんなこんなで、現在に至っております。
もしかすると、書類の「重要性」も加味されているかも知れませんよね。

。。。というワケで、期待してお待ちいただいていたかも知れませんが、こんな結末でございました m(__)m

コメント (8)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 日本司法書士会連合会 研修... | トップ | 商業登記電子証明書の不思議?! »
最新の画像もっと見る

8 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
お待ちしてました! (名無しの法務)
2022-03-17 08:59:33
初めてコメントお送りします。
企業の法務担当をしている者です。

いつも楽しく拝見しております!登記業務で困ったことがあったときは参考にさせていただいております(笑)。
元補助者でもあるのと押印書類の扱いが気になっていたテーマだったのでワクワクしながらお待ちしてました。

書類原本の扱い、担当官毎に扱いが異なる(ホントなんですかね・・・?)と、不公平感が出る気がするので、通知・通達を出してほしいですね。。。

というか、何なんですかねその担当官。失礼すぎるのにも限界があるといいますか。。。
返信する
Unknown (charaneko)
2022-03-17 14:22:07
名無しの法務さん、コメントありがとうございました m(__)m

このハナシ。。。つまるところは。。。全てタイプしたファイルを印刷するのが、対法務局としては無難なんでしょうね。

確かに、原本らしき書面の存在が疑われるのなら、「原本じゃない!」と言われるリスクは常に付きまとうわけですから。。。(~_~;)

なので、コピーについての受理の可能性を探ることに、意味はないのかも知れません。

ただですね。。。ワタシ個人としては、単なるファイルの印刷物を提出するのは、どうしても抵抗感がぬぐえないのでして。。。なかなか上手くはいかないモノだとは思っています。

やっぱり、テキストファイルの印刷物よりも、署名やハンコがあるものの印刷物の方が良くない!?。。。って気がしちゃうので(^^;)

今回の登記官は、どう考えても感情的で、「黙っていうコト聞けばいいのに」的な上から対応でした。
理屈を説明してくれれば良かっただけなんですけどね(◎_◎;)

ぃやぁ~。。。久々に横暴なヒトにあっちゃいました。

ぶっちゃけ、法務局としては、これまでの対応を変えたくないのでしょうね。
なので、具体的な説明は、今後もされないような気がします。
返信する
ありがとうございます。 (名無しの法務)
2022-03-17 16:05:46
新保先生

ご返信ありがとうございます!
確かに対法務局としてはそのような形が無難かもしれません。。。
紙でもオンラインでも会社実印(電子署名)を押印して申請するため、添付書類の真正はある程度担保されている、とも考えられますし。
(とはいえコンプラ的に、押印しないで外部提出を認めるのは中小企業だけかと思いますが。)

ただ、添付書類はある種の証拠書類だと思っているため、テキストファイルママで出すのはコンプラ的にも個人的にも非常に抵抗感がありますし、
何より万一があると代理申請した司法書士の責任問題に発展しかねず、その辺りは法務局どう考えとんねんと。

そういった意味では、押印審査を要しないとした先例自体が問題なのかと思います。
コロナ対応でやむを得ないとしても、重要なのは原本かどうかではなくて、その書面が適正・適法に
作成されたかどうかではないでしょうか。。。
印影偽造を疑うなら書面作成偽造だって疑うべきだと思うのです。。。。。
返信する
Unknown (司法書士事務所アストビラ)
2022-03-22 17:39:29
待ってました続編!w

んー、登場する登記官の執務姿勢がひどすぎますね。
国の権力を自分の権力と勘違いしてしまったんでしょうか。
最初の電話の時点で既にけんか腰というか、威圧的ってどういうことなんでしょう。
で、「忙しい」を口実にして特定の案件について恣意的に処理を放置するというのは懲戒ものではないのかと憤ってしまいます。
睨んだり机を叩いたりとか、いつの時代の話かと目が点ですよ。

各法務局での取扱いに差異がある中で、本局への確認もしないというのは「うちはうち、よそはよそ」的発想なんでしょうかね。
そんなん、司法書士としてはクライアントさんへの説明に困りますよねえ。
すべての法務局(出張所、支局)について網羅的に取扱いを把握して、
「あそこはこうですこっちはこうです」なんて説明できるはずも無し。

変な登記官に当たってしまいましたね。お疲れ様でした。
話を聞かせていただくこちらとしてはありがたいやら申し訳ないやらです。
今後ともよろしくお願い申し上げます。
返信する
Unknown (charaneko)
2022-03-22 17:58:34
司法書士事務所アストビラさん、いつもコメントありがとうございます m(__)m

少し時間が経って、少しアタマも冷えてきました (^^;)
まぁ、あちらはあちらで言い分はあるんだろうな~。。。と思うし、「忙しいのに、メンドクサイ補助者のオバチャンが、変なトライアンドエラーをやってくる。。。ブチッ!!!」って感じなんでしょうかね??
(ほかの人が怒ってくださると、自分は割と冷めるな。。。と、実感しました♪ )

法務局も忙しいのに、こういうヤツに対応するって、確かに面倒くさいとは思います。
思いますケド、こちらも依頼人に説明する関係上、良いのか悪いのか、ハタマタ何か線引きがあるのか、知りたかったんですよね~。。。(~_~;)

結局、ハンコも押させて、原本も出させて。。。ってことが必要なら、今までどおりじゃん!!
コロナ禍で無理やりあの先例を出した意味はあるのかいな??。。。。と思っちゃいます。

とにかく、今の状況は不安定すぎて怖いデス。困りました(^^;)
返信する
Unknown (司法書士事務所アストビラ)
2022-03-23 09:19:56
予測可能性が低いのは困りますよね。
何があるかわからないとなれば、結局「念のため」ということでお客さんにあれもこれもと
負担をかけることになってしまうのが心苦しいところです。
返信する
Unknown (司法書士W)
2022-03-23 18:00:18
新保先生

こんにちは。長野で司法書士をしているものです。
先生のブログ、いつも大変に参考にさせてもらっております。
先生とは3年位前、企業法務に関するブロック会別担当者会議なる会でお会いしたことがあります。

先生にお聞きしたいことがあるのですが、
どのようにご質問させて頂ければよろしいでしょうか?
返信する
Unknown (charaneko)
2022-03-23 18:18:20
司法書士Wさん、コメントありがとうございました m(__)m

>企業法務に関するブロック会別担当者会議なる会でお会いしたことがあります。

そうでしたか!
その節はお世話になりました。
もう3年も経つんですね~
そういえば、コロナの直前でしたよね(^^;)

お問い合わせですが、メールでもお電話でも結構です。
shinbo@a-ctokyo.com
03-5422-1103
返信する

コメントを投稿

商業登記」カテゴリの最新記事