登録免許税の納税方法 その５

時間稼ぎ（？）の「その５」 です(^_^;)

最近、当事務所では、登録免許税はほとんどオンラインで納付しているんですよ♪ というオハナシをいたしましたが、皆様方の事務所ではいかがでしょうか？

オンライン納付が本当に良いな～。。。と感じるのは、高額な登録免許税の案件です。
そもそも事務所で立て替えることが出来ないので入金を待ち、入金確認できたら即座に出金して登記申請＝３　　　ってことになるし、現金で出金する場合はあらかじめ金融機関に予約しておかないといけないケースもありますよね～。
そして、その現金を持って歩く。。。ヤダヤダ！！
何か、周りのヒトたち全員が自分の持っているお金を盗もうとしているような気がしたりして、精神衛生上とてもヨロシクナイですっ！

でも、オンライン納付だったら、現金の受け渡しが一切ないですから、とても安心(^_^.)ですよね～。

だけど、落とし穴がありました。

以前、20億円の増資の案件がありまして、登録免許税は1,400万円。
会社の方も、どうしよどうしよ。。。（ドキドキ）みたいな感じでしたので、一応、直接銀行で納めてもらっても。。。というようなご説明をしたのですが、結局は事務所に振り込んでいただいて、オンライン納付するってことに決まりました。

そして、書類の準備も整い、登録免許税の1,400万円も入金され、登記申請したわけです。
ところがっ！！
経理のヒトが困り顔でやってきて、「オンライン納付できないんですケド、どうしましょう(;O;)」 と言うんです。

えっ～！！？
1,000万円以上は納付できないと経理のヒトは言うのですケド、それじゃあオンライン納付の意味がないじゃないですか！？

登記所に電話すると、「できるんじゃないかなぁ？オンラインのことだから、そっちの窓口に訊いてみてくださいよ」と言われ、オンライン専用の電話番号にかけますと、「それはコチラでは分かりかねます。」と言う。

クライアントさんには、すぐに受領証をお送りしますね♪ と約束してしまっているし、どうしよ。。。現金しかないかしら。。。と思っていましたら、原因が発覚しました。

要するに、オンライン納付をする銀行口座の限度額が1日あたり1,000万円に設定されていたってことだったんですって。
ただ、別の口座を使えば大丈夫というわけで、経理の方に銀行の窓口に行って納付してもらい、無事に受領証をお渡し出来ました。

その時は、かなりアセッテしまいましたケド、今考えると、そういうことが分かって良かったような気もします。今は。。。(^_^;)
ただ、ウワサによりますと、本当の上限金額もあるらしいですから、1億円とかの場合は事前確認が必要なんだろうな。。。と思います。

それにしても、オンライン申請に関する質問電話のたらい回しって、結構あります。こっちも困ったモンデス。