ぶうちゃんのリハビリ日記  自由へ続く道

持ち前の負けず魂で、医師には不可能といわれた一日も早い社会復帰を目指すリハビリ親父の日記です。

誰の恩返し?

2008-11-27 19:53:50 | リハビリ

今日の『木曜リハ』はいつもより一時間遅れ。それは前にも書いたけれど、スタッフの方が市立病院で検査だったから・・・。病院に着くと、他のスタッフの方が担当のスタッフの方がもう来てると伝えてくれた。きっと、急いで帰ってきてくれたのだろう。涙もろい私は、ちょっと『ジ~ン』 当然、いつもより頑張りました。ここのリハビリのスタッフの方は、優しいだけではなく、何しろ明るい。 この明るいという事が、絶対、患者さんのやる気や治療効果にプラスに作用してると私は思っている。 でも、帰りに『次の時に体重測定しますから・・・』といわれ、ちょっとブルーな私です。 

さて、今日、病院から帰ったら玄関に袋に入った『柿』が置いてあった。うちの奥さんは『柿』に目が無い。『誰が置いていってくれたんだろう?』とソワソワ 彼女の瞳には、橙色に色づいた『柿』が映っていた。そう、あの花形 満と対戦する『星 飛雄馬』の眼のように(笑)まさか鶴の恩返し・・・。

11月27日19:51現在、未だに誰の贈り物か判明していない。


日本一

2008-11-21 20:06:57 | 日記・エッセイ・コラム

Img_3645 我が家から見える『日本一』富士山です。 (クリックすると、大きくなります。)昔はもっと良く見えたんですけれど、今は家が沢山建っちゃって、なにしろ我が家のトイレから富士山が良く見えたので、トイレに『富士の間』と名前を付けたくらいですから(笑)。引っ越してきた時は『カエル』の声が凄くて、娘が怖くて眠れないと泣いていたくらい回りは『田んぼ』ばかりだったんです。 昔から『花は桜木、山は富士』というくらい日本を象徴する山ですよね。そういえば『フジヤマ、ゲイシャ』なんて言葉もありましたね。(笑)『いつか、あの富士山のように』なんて言葉も『死語』になってしまったんでしょうかね。

Img_3646 私は昔から『それぞれの立場で、前向きに頑張ってる人の心には、きっと富士山がある』と思っていました。私は富士登山の経験はありませんが、きっと頂上にたどり着き、御来光を拝むには道中、厳しく、苦しい思いをして頂上を目指してこそ素晴らしい感動を味わえる。途中で諦めたら、何の感動も味わうことが出来ない。そういうことで、心の中に富士山が・・・となったわけです。 (あくまでも私感です。)

私の住んでる地方では、富士山がくっきりと見えるにしたがって、寒さが増してきます。 皆さんも風邪に気をつけてくださいね。


余命・・・

2008-11-19 18:39:31 | つぶやき

私の親しくしているブログのお友達からのコメント。『余命から半年過ぎました。最近は医師も余命とは言いません。』・・・。『余命』他に意味があるのかもしれないけれど、普通に読めば『余った命』・・・。この言い方には、前々から疑問を持っていました。人間をはじめとして、この世に『生』を享けたもの全てに『余った命』などあるはずが無いのだから・・・。


アイスランド・・・。

2008-11-15 19:48:22 | 日記・エッセイ・コラム

サブプライムの余波をまともに受けて、国家ごと破綻に追い込まれた国がある。その国の名は『アイスランド』。このオーロラで有名な国に関する記事で、興味のあることがでていた。何か自分のリハビリにも通じることがありそうで。 内容は以下のとおり・・・。

アイスランドのテレビ局『テレビジョン・チャンネル1』で、日本の平和哲学者の言葉を11月の1日まで放送していたそうである。その言葉とは『人間の世界にあって、人間によって乗り越えられぬ困難など、絶対にない。乗り越えていく力は、誰人の生命にも具わっている』と。

インターネットに売りに出されるような国家的大打撃を受けた『アイスランド』・・・。国家の建て直しに必死の中で見つけた文章。アイスランドの人たちの自国を立て直す力になることを祈るばかりである。何故なら、私もこの病気になって本が読めるようになった時に、自分の弱くなった心に病気と闘うためのエネルギーになればと、色々な本をむさぼり読んだから・・・。勿論、本だけではなく、色々な方の励ましもエネルギーにして・・・。周りにあるもののすべてを力にして・・・。

先日の訪問リハの時の事。私の所には良く、看護学生が実習に来る。リハが終わり、学生さんと『医療に携わるものと患者に一番大切なのは、信頼感』などと話していた時、訪問リハの看護師さんが学生さんに『私は、ぶうさんが絶対に歩けるように信じてるの』と話してくれた時、思わず『ウルッ』ときた。そして、更に頑張らねばと思った。


大旅行

2008-11-10 20:34:48 | インポート

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11月8.9日で母親の実家がある、福島県矢祭町まで行ってきました。目的は三つ。第一の目的は、母親を福島にいる兄弟に合わせること。母は10人兄弟で実家は山寺・・・。10人いた兄弟も母を含めて3人になってしまったので、元気なうちに合わせてあげたい。何しろ、住職をしている叔父は97歳、母は85ですから 第二の目的は、長女の旦那さんのお披露目。そして第三の目的は、長女の結婚式で私の従兄弟と家内の妹夫婦が意気投合して、紅葉の時期に遊びに行くとの約束を交わしていた。との目的をいっぺんに片付けてしまおうとしたわけで・・・。

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実は、今回の旅行は私にとっては『挑戦』であり、『大旅行』であったわけで・・・。というのも私は発病以来、片道2時間を越える外出はした事が無いし、振動に敏感で振動が身体に伝わると、筋肉が緊張してしまい硬直して突っ張り、痙攣が起きてしまっていました。それが、今回は片道5時間、渋滞をしたらそれ以上。幸い長女が旅行会社に勤務しているので、車椅子用のリフトの付いた中型バスを手配してくれて、総勢15名で行ってきました。 ちょうど、紅葉が始まり綺麗な景色を眺めながら行くことができました。 幸い、日頃のリハビリのお陰で、座席がバスのタイヤの真上で振動が激しかったにもかかわらず、筋肉の硬直もなく旅行を楽しむことが出来ました。 道の右や左のカーブのたびに傾くバスのお陰で、インナーマッスルも鍛えられたかも・・・。(笑)『夕食会』では、母も10年ぶりの兄弟との再会もでき、娘達は久しぶりの田舎と親戚の娘達との再会を喜び合い、昔話に花を咲かせていました。 長女の旦那さんも、最初は『完全アウェー』のような顔をしていましたが、途中から打ち解けて皆と酒を酌み交わして、とても良い思い出を作ることが出来ました。 私も、筋肉の緊張が随分と取れていて、更に自信をつけることが出来、色々な意味で成果のあった旅行でした。

写真は、日本三大瀑布のひとつ『袋田の滝』と春はツツジ、秋は紅葉の名所『矢祭山』です。(画像はクリックすると大きくなります。)