ぶうちゃんのリハビリ日記  自由へ続く道

持ち前の負けず魂で、医師には不可能といわれた一日も早い社会復帰を目指すリハビリ親父の日記です。

発病から今まで その68

2006-11-28 16:00:33 | 健康・病気

ポッ・・・ポッと年賀欠礼の知らせが届く・・・。前にも書いたがこの時期、自分の身体の回復具合と暦の日数と照らし合わせて気が沈む中、また気が重くなる。『えっ!あの人が!』私宛の葉書が来る度にドキドキしている。せっかく、皆さんのお陰で年賀状用の立ってる写真が撮れたのに見て欲しかった・・・。

これもブログに書いたと思うが、メールで私の筋トレのメニューや栄養指導をしてくれる方が居る。親切丁寧に、事細かくである。そうゆう方に励まされながら今年一年(鬼が笑うかな?)頑張ってこれた。一つの私にとっては大きな目標も達成できた。多くの素晴しいブログの仲間も出来た。これもブログというツールがあったからこそで、不自由な左手でキーを打ってブログに書き込んできて良かったと感じている。『書く』ことは『掻く』ことと同源だそうである。彫刻と同じように紙に引っ掻くという意味だそうで『書く』行為は人格的な格闘であり、自分の歴史を刻み付ける事に通じるときいいた。私は色々な方のブログを見させて頂いて、随分と勇気と希望を頂いた。私も、私のブログを覗いていただく方々の心を勇気と希望で満たせるように更に、リハビリに頑張ってゆきたいと思う。

そろそろ大学病院から退院後の話も書かないと記憶が・・・。


ご報告

2006-11-25 15:39:05 | リハビリ

いつも、私のブログを覗いて応援していただいている皆さんにご報告があります。私の今年の目標は『来年の年賀状には立っている写真を!』でありました。本日、無事撮影を終了する事ができ、今年の目標を何とかクリアする事ができました。左手で杖を突きながらではありますが撮影終了(約20枚)まで立っている事ができました。(多少、へっぴり腰ではありますが・・・(^_^;))『13日の金曜日リハ』の後遺症が激しい中、立っていられたのは、何か皆さんが私の後ろで、支えていてくれてるような気がしました。皆さんを始め、私のリハビリに携わっていただいている全ての方々に感謝です。そして家族にも・・・。


発病から今まで その67

2006-11-24 16:26:23 | リハビリ

皆さんに色々とご心配をおかけして申し訳ありませんでした。いまだに、ショックは残りますが、リハビリに立ち止まる事は許されません。また、頑張らねばならない理由が出来た、と自分に言い聞かせて頑張っていこうと思います。

さて、今週の木曜日は勤労感謝の日、病院は休診。『のんびり自主トレでもやるかぁ~』と思っていたら、病院のリハビリのスタッフの方から電話が『木曜は休診なので、金曜日に予約を入れますが来れますか?』とのありがたいお言葉(本心です(^_^;))依って金曜日は『13日の金曜日』と化した。何故なら・・・午前中に『地獄のリハビリ』午後から訪問リハ、その後、入浴と朝から夕方まで充実した一日だった。入浴は気持ちはいいのだが、その後、身体に何故か力が入らなくなる。今も、左手の人差し指一本でかろうじてキーを叩いている。今夜の『スーパー1800』はどうしようかな?この運動を進められてから、足の踏み込みや持ち上げの感覚が少し判る様になって来たし、何しろ夢でスタスタ歩いている自分を見るようになった。(*^_^*)この夢は歩いて何処へ行ったかと言うと・・・恥ずかしながら着いた所はトイレで、尿意と共に夢から覚めた。(T_T)


先に逝った友へ

2006-11-22 17:17:22 | 独り言

先日、私は最愛の友を亡くした。それも自らの命を絶って・・・。いつも彼とは一緒だった。いつも突っ走ってしまう私が動ならば、彼はいつも冷静で私を諌めてくれる静だった。彼の死は、決してノイローゼとかうつ病とかではない。プライドも高く、志も高い一本筋の通った昔の武士のような奴だった。サラリーマンは、会社の事業の再編や再生の名の下に、自分の人生や夢を無理やり断たれたり、捻じ曲げられてしまう。彼の残したメッセージには強烈なものが残されていた・・・。私が倒れた時に夜間で交通機関がないからといって、600キロも夜通し車を運転してきて、私の手を握り涙してくれた友よ・・・。彼の所へ馳せ参じ線香一本もあげてやれない自分が悔しい・・・。

許してくれ友よ。必ず、この身体を治して君の眠るところへ会いに行くから。好きだったウィスキーを持って・・・。


岐路・・・。

2006-11-22 13:03:36 | つぶやき

永い間、同じ病気を患っていると、医師から思いがけない提案を受ける事がある。最近の医療現場では、その提案(治療法、投薬、転院など・・・)について昔みたいにメリットばかり説明せず、デメリットやリスクを説明する。選択は患者である・・・。インターネットを代表とする情報社会であるから、患者もある程度の知識は持てるが、やはり自分の命や将来がかかって来るとなるとやはり不安になって当たり前で、当然、悩みぬく事になる。かつての私がそうであった様に、いつ治療が打ち切られるのか、再発の可能性は?考え出せばきりがなく、際限なく不安になったものだ。その中で私が学んだ事は『所詮、患者はまな板の鯉、自分が絶対に治ると腹を決めて病気に立ち向かえば、駄薬も良薬になるし、藪医者も名医になる』と言う事。人生でも病気でも何でも常に、メリットの裏にはデメリット、リスクは付き物だから・・・。自分の気持ちが一番大事で、その気持ちの持ち方しだいで結果は違ってくる。若し、今、かつての私のように悩んでいる方がいるのであれば、ゆっくりじっくりと考えて『よし!やってやろうじゃないか!』と言う気持ちになれることを祈っています。要は自分の健康の事ですし、病気を退治する原動力は自分の中にあるのですから・・・。