ぶうちゃんのリハビリ日記  自由へ続く道

持ち前の負けず魂で、医師には不可能といわれた一日も早い社会復帰を目指すリハビリ親父の日記です。

メールというもの

2007-02-26 20:39:52 | ぼやき

今日は『訪問リハ』の日。私の住んでる所の昨日、今日の冷え込みはすざましかった。(私にとって・・・。)身体の筋肉という筋肉が硬直して筋肉痛を起こすほどであった。でも、そんな中でも歩行練習のときは普段は、看護師さんに足を蹴って貰い、家内に足を引っ張って貰いながらするのだが、今日は看護師さんと二人で歩行練習が出来た。おりしも何処からか沈丁花の花の匂いがした・・・。私の行動範囲は我が家の一室に限られており、通院以外はめったに表に出ないので沈丁花の花が何処にあるのか判らない。でも、あの甘い香りが漂ってきて、春が近いことを教えてくれた。

 『花なくも 香り漂う 沈丁花』 ぶう 心の俳句

さて、メールについて一言。メールというものは皆さんご存知のように、電話のように相互同時通信は出来ない。よってメールのやり取りには当然タイムラグが出来る。相手からの返信を待って、それに対する返信をしているうちはいいのだが・・・。それでさえ、自分の気持ちを文章で表す、相手から来る文章から相手の気持ちを読み取る事の難しさは、メールをされた方なら理解してもらえると思う。特に私のようにキーボードを叩いていると指の筋が突っ張ってきて、それを揉み解しながら返事を打つと当然、タイムラグが普通より長く生じてしまう。今、馬鹿話をしていてその返事を書いているうちに、相手の状況が変わっていて馬鹿話の返事と、相手が打ってきたシリアスなメールと重なってしまう事がある。その為、馬鹿話の返事が相手のシリアスなメールの返事になって、その為に誤解され何ともいえない嫌な思いをした。残念ながらリアルタイムで相手の状況を知る事はメールでは不可能なのだ。パソコンのモニターでは相手の状況を映せないのだから・・・。


苦徹成珠

2007-02-21 16:47:39 | ことば

だいぶ前のブログで、私の部屋に先輩から頂いた色紙が飾ってある。という事を書いたと思う。『鉄心石腸』という言葉である。この季節、寒暖の差が激しくて身体が思うように動かないどころか、筋肉が突っ張るは痙攣するはで正直言ってかなり辛い。そんな時、いつも自分に言い聞かせている『ガンバレ、諦めるな』がくじけそうになる。そんな時に見つけた言葉『苦徹成珠』(くてつたまをなす)・・・。作家の吉川英治は、この言葉を人に贈り、自らも常に壁間に掲げ、修行の心としたそうである。また吉川英治は綴っている。「あらゆる道は、苦徹を踏んで初めて大道へ達することができる」と。かって東京・青梅市にある吉川英治記念館を訪れた著名人が、吉川英治の生涯を偲んで次の詩を詠んだそうだ。

「男子ひとたび立てるなら、負け朽ち果ててなるものぞ、身は粉となるも何かせむ、『苦に徹すれば珠と成る』」

これを読んで、やっぱりどんなに苦しくても辛くても、前を進む事を止めてしまったら自分の『自由へ続く道』は途切れるどころか、前よりも深い谷底に落ちてしまう。と感じた。何故なら、私の症状は人より断然重い。よく「長島さんも良くなったんだから・・・。」と励ましてくれる。でも、私から見れば長島さんの症状は軽いほうだ。その長島さんが血の出るようなリハビリをして復活されたのだ。長島さんより断然症状の重い私は、その何十倍もの努力をして当たり前なのである。ひとたび復活への挑戦を始めたなら、どんなに苦しくても辛くても諦めては男が廃る。みんなが待っている『栄光のゴール』を目指して、ナメクジスピードでも前に進もう!

 『ミスターの 歩く姿に 我もまた 苦難の道を 後に続かん』 ぶう 心の短歌


発病から今まで その91

2007-02-19 15:36:43 | リハビリ

今日は月曜日『訪問リハ』の日である。実は『地獄の飲み物』を奨めてくれたのは、今日の担当の看護師さんこの方である。今日は私が少しでも楽にクエン酸が摂取出来る様に色々考えてきてくれた。有り難い事である。今日は自分の身体に少し成長した所を見つけた。それは、背筋が少し付いてきた事、今までうつ伏せになって反り返ろうとすると、体中に力が入ってしまってありとあらゆる所が突っ張ってしまい身体が震えていたが、今日は他の場所に力が入らずに反り返ることが出来た。ベットから歩行器に掴まって立ち上がるときも、普段はジャージの後ろを持ってもらって引っ張り上げてもらっていたのだが(これは場所によっては食い込んでかなり痛い(笑))今日は自分の足の力で立ち上がれた。足も突っ張らずに膝が軽く曲がって・・・。歩く時も最初にかかとに重心をかけておいて、反対の足を前に出す時に重心をつま先に移動する感じが心なしかつかめた。少しずつ、ナメクジスピードでも前に進んでいるのが嬉しかった。それよりも何よりも、訪問リハの看護師さんがその事を敏感に感じ取ってくれて、私のことを褒めてくれて一緒に喜んでくれたことが嬉しかった。目の前にニンジンをぶら下げられるとターボがかかる性格は皆さんもご存知だと思うが、プラス『豚もおだてりゃ木に登っちゃう』性格も覚えておいてください。(笑)

 『早春の わが身に芽生えし復活の 兆し確かと 春一番』 ぶう 心の和歌


低気圧

2007-02-18 18:18:25 | ぼやき

今日は朝から雨・・・。昨日は天気が崩れるのを予兆するように体調が悪かった。何とか自主トレのメニューはこなしたが、今朝は雨による寒さもあり身体が思うように動かない。低気圧のせいだ。最近になってこの感覚が顕著に判るようになって来た。山奥の病院では『低気圧が近づいているけれど、大丈夫?』と良く聞かれたが、全くといっていいほどその感覚が判らなかった。今日みたいになるとほぼ一日車椅子。これで夜ベットに横になると、臀筋から足先にかけてのツッパリと痙攣が走る。明日の朝はもっと酷い。ベッドで横になっていても、臀筋には負担がかかり続けるからである。それを少しでも和らげる為に、今夜はこれから暫く、歩行器を使って立つ練習とスクワットをしようと思う。

 『良純に 教えてやりたい 低気圧』 ぶう 心の俳句


うめぼし・・・

2007-02-16 15:57:49 | 独り言

今日で今週のリハビリのルーチンは終了。明日、明後日は自主トレ・・・。寒暖の差の激しさに苦しみながらも、周りの人に支えてもらいながら今週も頑張れた。朝の筋肉のツッパリと痙攣は、身体がねじれ、ベッドが振動で動くほどだったが何とか乗り切った。リハビリも良い日もあれば悪い日もあり、あっという間に過ぎてしまった一週間であったが色々あった・・・。身体の倦怠感、筋肉の疲労感を解消する為のクエン酸。毎日レモン半分、うめぼし大3ヶ、バナナ酢コップ一杯。名前の通り、酸っぱくて『クエン』酸!(笑)これも少しでも身体が楽になればと思ってるから食べられる。日々のリハビリモそうである。こんな言葉があります。『未来の果を知りたくんば、現在の因を見よ』読んで字の如く、意味は未来の結果を知りたければ、今してることを見よ。現在の努力をどれだけしたかが、未来の結果に影響すると言う事です。日々のリハビリや身体がどんなに辛かろうが、レモンや梅干がどんなに酸っぱかろうが、その事一つ一つが自分の復活の為になっていると思えば我慢できると言うものである。『苦しみの中にこそ真の幸せがある。』とも言うし・・・。

『うめぼしの 身の毛のよだつ 酸っぱさに 明日の復活 心描いて』 ぶう 心の短歌