ぶうちゃんのリハビリ日記  自由へ続く道

持ち前の負けず魂で、医師には不可能といわれた一日も早い社会復帰を目指すリハビリ親父の日記です。

発病から今まで その30

2006-07-24 14:08:06 | リハビリ

今日は最近、私の身体に起こった小さな変化について書こうと思います。私は発病の時に自律神経もダメージを受けたらしく、リハビリ病院にいたときもよく言われたのだが梅雨のこの時期や、低気圧が接近しているとき、いわゆる天気が悪いときに『身体がだるくなる』と言う感じが最近までわからず、寒暖の差も判らないばかりか汗がかけない為に体温のコントロールが出来なかったが、今年の梅雨は天気が悪い日は身体がだるく、また自主トレやリハビリをやっていると流れるほどではないが、ジワッと汗をかけるようになって来たのである。またスクワットなどをしてると以前、私の担当をしてくれていた訪問看護の看護士さんの方が手書きしてくれた『筋肉図』のどの筋肉が引っ張られたり動いているのが判るようになって来た。また、例えば足首を動かすときに、今までと違う筋肉や筋が動き始めているのに気が付いた。発病から5年目に入った私だが、ゆっくりだが確実に前に向かっている。私のリハビリのために一生懸命に考え実行していただいている多くの方々に感謝である。


発病から今まで その29

2006-07-23 20:09:10 | 健康・病気

コメントを頂いていつも感謝しております。何かお返事をと思っておりました。他の方のブログを拝見していましたら、コメントを頂いた方にはコメントの欄にてお返事をお返ししているようなので私も参考にさせていただき、コメント欄にてお返事を書きたいと思います。

さて、私が愕然とした言語の先生の言葉と言うのは、私と先生と前に入院していた時の話をしていた時、私がこの病院に入院できた経緯や医師や理学療法士の先生、看護士の方から色々励まされて来たというような話をしていた時、私が思わず耳を疑うような言葉が言語の先生から出たのであった。その言葉は『この病院が日本で一番、二番と言われていたのは昔の話です。今はこの病院に勤務していたと言う名前が欲しくて勤めてる医師が多く、どうせ2~3年で辞めて他の病院にいってしまうから期待してもダメだ。』と言う内容だった。その先生は私にどのような考えで話をしたのかわからないが、この病院で少しでも良くなろう!と思い続けていた私の意欲をなくさせるには十分な言葉であった。暫くどうしていいのか判らない日々が続いた。そんな私がある人と出会い、また希望を取り戻すのである。

さて現在、木曜日に通っている病院のリハビリ担当の男性の方が突然辞められた。私のストレッチを週一回であるが3年間に渡って担当してくれた方である。今週病院に行ったら女性スタッフの方が、私用に色々とメニューを考えていてくれていた。きっと新しい刺激が私の病気に良い方向へ作用してくれると信じている。なにしろ、リハビリの八割は患者の努力、『努力に勝るリハビリなし!』が私のモットーでありますから。(*^^)vトルコのことわざに『使ってる鉄は光り輝き、使わない鉄はすぐに錆びる』って言うのがあるそうです。リハビリも一緒、努力をやめたらすぐに元に戻ってしまいます。頑張らなければ(^^)v


発病から今まで その28

2006-07-18 19:17:48 | 健康・病気

悠ママ、いつもコメント有り難う!

さて、私のブログもチョット形態を変えて、回顧録だけではなく現状のリハビリの進み具合、そしてネットや記事での情報を一緒に載せようと思います。(なにせ更新が遅いので、いつまで経ってもブログの内容が現在進行形にならないもので・・・(^_^;))

まず、私の現在の症状をお知らせせねばなりませんね。今現在、色々な方のお力を借りて発病当時から比べると大分良くなってきたのですが、いま自分で動かせるのは左手の指、それも少しパソコンを使うと指の筋が突っ張ってしまいます。左の肩は途中までしか上がらず、腕も途中までしか伸びません。右手は力いっぱい力を入れれば指が握れます。肩、腕は人の力を借りないとまだ上がらずのびません。足は何かに掴まれば(ベット柵など)チョット介護があれば立ち上がれます。食事は左手で自助具を使ってどうにか食べています。(現在、ダイエット中(^_^;))一日のほとんどが車椅子です。現在の一週間のスケジュールですが、月、水、金が訪問看護の方と一緒にリハビリを中心としたメニュー、歩行器を使った歩行練習(まだ歩けませんが最近、道路工事の馬のような形のものから、車輪の付いたものに変りました。(*^^)v)木曜日に近くの医院に通って、ストレッチとニューマチックと言う機械を使ったリハビリ、後は土日を含めて、自主トレ(ベット柵に掴まってスクワットと体重移動の練習30分、机に手をついての手首のストレッチと腕立てもどきを30分)をやっています。勿論身体の調子と相談しながら・・・自分で心に決めた目標を達成するために。家族や私にかかわってくれている方々の力を借りながら頑張っています。


発病から今まで その27

2006-07-10 15:45:31 | 健康・病気

佐藤さん、悠ママさん、小太ママさんコメント有り難うございます。佐藤さんのコメント、大した文才も無いのに大変、感動していただき恐縮しています。

さて、入院先でのリハビリのメニューだが、理学療法が一日40分、作業療法が一日40分、月曜から金曜まで(祝祭日は休診)他に言語療法が一回40分、週2回と言う事になった。理学療法士の先生は、その年、配属になった新人でやる気満々だった。しかし、新人とはいえ大病院のせいか同じ時間に数人の患者を掛け持ちしなければならず、治療時間が20分ぐらいの時もあり『ごめんね』とよく言われた。また器具や装置を使った治療でも先輩が使用していたりすると気を遣って他の治療をするなど、自分の思うような治療が出来ないようだった。作業療法士の先生は、逆にベテランで治療もよく言えば経験に基づいて、悪く言えば私の症状の先を見た(余り症状の改善は期待できない)感じの対応であった。事実、私は作業療法の時間になるとおなかが痛くなっていた。言語療法は余り問題がないと言う事で、私の海外勤務での話であるとか歌を歌うとかが主であった。しかし、後にこの先生の口から愕然とする話を聴くことになるのである。

さて、この場を借りてもう一度、私が何故このような内容のブログをはじめたのかを説明しておきたいと思います。なぜならば、ブログのコメントにある人から『くだらない事を書くな、ひがみが強い』と書き込みがありました。読んですぐに削除させていただきましたが・・・私は八つ当たりとか、ひがみ、恨みでこのブログを書いているつもりはありません。あくまでも『断じてこの病気を治す』と言う気持ちで色々な人、病院に出会ってきた中で一患者として感じた事を素直に書いているつもりです。患者やその家族は皆さん『一日も早く良くなりたい、良くなって欲しい』と言う希望を持って頑張っているはずです。事実この病院にいたときも、自分もすい臓がんと闘いながらご主人の看病に通ってこられた奥さん、父親の回復を願って、脳神経に良いと聞いて落語や音楽のテープを聞かせたり、おもちゃを持ってきて父親と遊ぶ娘さん、ご主人の痰の吐くのを手伝うためにベットによじ登って胸を押す奥さん、交通が不便なため皆さん3~5時間かけて通ってくるのである。みんな必死に戦っているのである。唯ひとつ『早く治って元気になって欲しい!少しでも良くなって欲しい!』唯ひとつの目的のために・・・・医師を含めた医療従事者と患者の間には色々と難しい問題があるのも事実です。でも、お互いに信頼関係で結ばれた医師、医療従事者と患者の関係が築けた時の素晴しさを知っていただきたいと思って、私の経験を通して知っていただけたらと思って書いています。これからも・・・・・