４分の壁

今週も行って来ました『木曜リハ』・・・。頑張ってきました。　スタッフの方が毎回、少しずつメニューを考えてくれているのがうれしい。　今回、進歩した事。それは運動をしていて『分離運動』が出来るようになってきたこと。いままで、体を横に倒したり、腹筋をしたり背筋をしたりすると、身体全体に力が入ってしまい、足が突っ張ったりしていたのが、足はそのままで身体だけ左右に倒したりできるようになって来た。スタッフの方が自分のように喜んでくれた。　またパワーを貰った・・・。

さて最近、読んだ新聞に『１マイル４分の壁』という記事が出ていた。２０世紀前半、陸上でこの壁に挑む事は「エベレスト単独登頂より困難」とされ、命にも関わると考えられていたそうで、「人類の努力の限界」の象徴だったそうである。しかし、１９５４年、ついに壁を破る青年が現れた。英国のバニスター選手。医学生の彼は、科学的トレーニングを導入し、レースに二人のペースメーカーを使ったそうである。すると、続々と４分を切る選手が現れてきたそうで、今では１０００人以上の選手が４分の壁を越えたそうである。そして記事の文末に『人は大抵、自分で壁を作っている。それを破るために必要なのは「勇気」である。それも、周到な作戦と、その作戦を実行する努力に裏打ちされた、勇気である。』と書かれていた。中々難しい事だけれども、自分の壁や限界に直面して悩んでいるならば、とにかくやろう！やってみよう！と心に決めるだけでも、結果は違ってくると思った。

娘の出発・・・。

今日、娘夫婦がアメリカに向けて出発した。　娘の旦那の転勤で・・・・・。先日のブログで、テレビ電話や諸々のコミュニケーションツールを用意したけれど、やはり何となく寂しいです。　私もアメリカですごした経験があるので、少しでも楽しく良い経験をしてきて欲しい・・・と同時に事故や事件に巻き込まれず、健康で元気に過ごして、元気に帰国して欲しいと祈るばかりである。

素直な心

今日も行ってきました『木曜リハ』　担当のスタッフの方が最近、受けられた研修の内容を私のリハビリに生かしてくれている。人間の各関節などの本来の動きを基にした運動や、動きに負荷をかけての筋力アップ等・・・。ありがたい事です。　今日の成果は『ニューステップ』を使用しての右手の動き。いままで、右手は力を入れると伸ばすときに、筋肉に逆に力が入ってしまい腕が伸びなかったのが、意識して腕が伸ばせるようになった事。地道だけれど、また少し前進できました。

さて、今回の題名『素直な心』・・・。あの松下幸之助翁が好んだ言葉です。立場や教養の有る無しにかかわらず『素直な心』でみんなに学ぶ、そこに自ら成長の鍵があり、前進がある・・・。そして、自分の周りの環境を素直に受け入れる事で、自らの行動を反省し、次へのステップに繋げる。この『素直な心』は簡単なようで中々難しい。有る意味、自分を捨てるような気持ちでなければ・・・。いいかえれば『究極の聞き上手』にならなければ幸之助翁のような境涯にはなれない。幸之助翁のようにはなれないけれど、家族を始め私を取り巻く大勢の人達が、私の為に色々意見や提案をしてくれる事に『素直な心』で耳を傾け、そして受け入れて『苦をば苦と悟り』どんな苦難でも来い　ぐらいの気持ちで頑張ってゆきたい。

トルストイの言葉・・・　『苦しみはどんな苦しみでも、必ずわれわれに益するものである』

ネットワーク

先週の3連休の中日は、アメリカに転勤することが決まった長女夫婦のための『ネットワーク』作りに、一日中大騒ぎでした。　中でも手を焼いたのが『ロケーションフリー』という、海外でもインターネット回線を使って日本のテレビをオンタイムで見ることの出来る代物。　こやつ、海外から我が家のＤＶＤレコーダーを遠隔操作して、好きなチャンネルや好きな番組を録画できる優れもの・・・。　しかし、優れものだけあって設定が・・・。　我が家の『ＰＣが恋人』という、尚且つ某大手ＰＣメーカーのサポートセンターに勤めている次女が一日がかりで設定完了した。その後は『スカイプ』というテレビ電話。これはあっという間に設定完了。　でも、世の中便利になりましたねぇ。私が初めて海外赴任したときは、ＦＡＸもなくＴＥＬＥＸという電報に毛が生えたものしかなかったのに・・・・。　それに比べて、コミュニケーションツールの豊富なこと。でも、豊富になったからといって『心のコミュニケーション』の濃さは、不便だった頃の方が濃かったような気がする。手元に届くのに2週間も待った手紙、1ヶ月遅れの新聞の台風の記事を読んで、家族を案じても連絡のすべもなく、また一ヶ月も前に起きたを案じていたときの方が、きづなが強かったような気がする。昔の人が『便りがないのは元気な証拠・・・』といったのは、遠く離れている、家族や友人を案ずる気持ちに、いい聞かせる意味合いが強かったんではと思った。でも、便利になった分、案ずるストレスから開放されるのもうれしいが、コミュニケーションネットワークというものは、機器に頼らず、『心』を中心に構築するのが基本だと感じた。その意味で、私の周りに居て、私の復活のために努力していただいてる方、常に応援し励ましてくれる方との『ネットワーク』は素晴らしいと改めて感じた。

残念・・・。

今日は木曜リハの日。というより・・・だった。　しかし、あいにくの台風通い始めて６年以上、一日も休まなかったのに・・・。　リハビリが出来ない事と『皆勤賞』が途切れた事でへこんでる所にリハのスタッフの方からメールが・・・。『体調さえよかったら、土曜日に来ませんか？』うれしい連絡、そして感謝である。　私にはリハビリが希望の灯である。月、水、金の『訪問リハ』そして『木曜リハ』・・・。特に『木曜リハ』は私にとって外出の機会であるとともに、スタッフの方を始め、いつもの患者さんとふれあい、パワーを貰う特別な日なのである。　土曜日は初めてなので、また、新しい刺激とパワーをもらえる。

話は変わるが、毎年この季節になると気持ちが落ち込む・・・。なぜなら、『今年も早いもので・・・』とか、毎年少しずつ早くなる『おせち料理』の広告。昨日は『クリスマスケーキ』の広告まで・・・。私は毎年、念頭に一年の目標を立てる。目標が高すぎる、大きすぎるといわれればそれまでだが、『今年もあと・・・』という気持ちが心の中に湧いてきて、どうしても目標と現実と照らし合わせてしまう。私も落ち込むのである・・・。

マイケル・ジョーダン氏の言葉・・・決して『できない』とは言うな。恐怖さえ感じるような限界も、多くは幻に過ぎない。