今週も行ってきました『木曜リハ』 ここの所、W杯に合わせて『侍ジャパン』のユニフォームを着て気分を盛り上げて・・・。今日は、中々出場チャンスに恵まれない『中村俊輔』のセルテック時代のユニフォームを着用して行って来ました。いつも通りのメニューをこなしながら、イケメン先生の自主トレの指導を受けてきました。どうしても、右腕の肘から二の腕にかけての筋肉の緊張が強くて、曲げた肘を伸ばすのが中々上手くゆかず、二の腕の外側の筋肉の強化方法を教わってきました。 相変わらず、リハ室は笑い声に溢れていて、楽しくリハに頑張る事ができました。 今日の良かったは、ニューステップの時に、今まで左足を踏み込んで左腕を引く時、右足にも力が入って右足がつっかえ棒ような働きをしてしまい、動きの邪魔をしていたのが、今日はだいぶ力が抜けるようになり、動きがスムーズになってきました。 それと今週は新記録が生まれました。毎日続けている、手を離して立つ『バランス立ち』で、脊椎起立筋強化のために両肘を交互に後ろに引き、身体をひねる運動をしながら10分間、バランスをとりながら立っていることができ、尚且つ、そのままスクワットを10回することが出来ました。
さて、話は少し遅いかもしれませんが、衛星『はやぶさ』が7年の旅を終えて地球に還ってきたことは皆さん御存知だと思います。『はやぶさ』は、『人類に最も愛された衛星』だそうで、アメリカではプラモデルを始め関連グッズが全て売れきれたそうです。 やはり、7年の長旅を色々な困難を乗り越えて、尚且つ、採取した『イトカワ』の砂を入れたカプセルだけを地球に戻し、自分は燃え尽きる・・・。ほとんどの方が自分の人生をダブらせたのではないでしょうか?でも、その裏では、行方不明になった『はやぶさ』の出す電波を、二ヶ月に渡って24時間追い続けた人、壊れたエンジンを諦めずに復活させた人、そして、万が一のことを考えて『ダイオード』を設計に組み込んだひと・・・。やはり、これも人生と同じ、自分の力で生きているように見えて、周りに人たちの助けを受けている・・・。これが『はやぶさ』の愛された理由かもしれません。そんな時、ある本の事が新聞に紹介されていました。その本の名前は『NASAより宇宙に近い街工場』(植松 務著)です。この本は『どうせ無理』という言葉をこの世からなくす・・・を合言葉に、専門外のロケットや人工衛星の開発に、たった数年で成功した北海道の町工場のお話です。そこは、過疎化が進む北海道に田舎町。国家予算のような莫大な資金などない、従業員数20人ほどの専門家はほとんどいない町工場が舞台です。だからこそ『どうせ無理廃絶宣言』を旗印に専務取締役だった植松 務氏は挑み始めたそうです。困難は想像を絶するものがあったが、だが結局、問題は環境ではなかった。一人一人の心の変革が不可能を可能にしていった。そして、たった数年で人工衛星やロケットを開発。世界で三つ目の無重力実験施設も完成させたそうです。この本の中には、単なる苦労話だけでは終わらない、幾つものメッセージが込められています。例えば『成功する秘訣は成功するまでやる』『しんどいと思うところにビジネスチャンスがある』『知らなかったら調べればいい。間違ったらやり直せばいい 』『悲しければ悲しいほど、乗り越えたときの喜びは大きい 』等々・・・。人生を生き抜くための参考書に近いものも感じます。
『どうせ無理』という言葉一つにも、自分から『どうせ無理』というのと、周りの人から『どうせ無理』と言われるのでは、まったく意味が違ってくる。『できるかもしれない』と『駄目かもしれない』は紙一重だと思います。心の持ち方一つで、どちらにでも傾くからです。この本のように宇宙開発だけではなく、人生においても色々な壁や困難にぶつかった時、あきらめてしまうのか?それとも自分の気持ちを奮い立たせて頑張るのか?いずれにしても、まずは自分自身との闘いだと思います。私も今まで、『どうせ無理』『何でそんなに頑張るの?』『結果を素直に受け入れたら?』等々、何人もの人に言われてきました。でも、それ以上に『諦めるな!』『一緒に頑張りましょう!』『応援しているよ!』という言葉に支えられ、そのたびに自分の気持ちが強くなってきたような気がします。 私も大きな事は言えませんが、『諦め』という言葉をこの世からなくす『諦める』廃絶宣言をして、絶対に復活する事を目指してリハビリに頑張ります。