ぶうちゃんのリハビリ日記  自由へ続く道

持ち前の負けず魂で、医師には不可能といわれた一日も早い社会復帰を目指すリハビリ親父の日記です。

発病から今まで その95

2007-03-30 17:27:44 | リハビリ

昨日は『木曜リハ』スタッフの方が私のブログを読んでいてくれて、先週の市立病院での指摘事項や宿題を了解していてくれた。私の調子が宿題をこなす様になってからいまひとつで・・・。スタッフの方には迷惑をかけたと思う。気温も急に暖かくなったり、低気圧が頻繁に通過したり、身体が気候の変化についてゆけない。(涙)宿題に出された事を意識して自主トレをすると、今までと違う場所の筋肉を使うようで普段と違った場所が痙攣したり突っ張ったりして、また夜が辛い。バナナ酢だけでなく、ドラックストアでグッ○ミンなるものを購入して飲んでみたが、成分が『トマト酢』だったので無意識に飲んだ私はその酸っぱさに眼が覚めてしまった。(涙)でも、今が胸突き八丁だと思って頑張っています。季節の変わり目は、健康な人でも体調を崩す時だから。来週から好きな大リーグも開幕するので、歩行器で立ちながら中継を見ようと思っている。リハビリも楽しみながらやらないとね。

 『リハビリの 花を散らすな 低気圧』 ぶう心の俳句


春の嵐

2007-03-25 14:17:24 | ぼやき

昨夜からの雨風の強さは半端ではなかった。我が家は海まで自転車で10分、ゆっくり走っても15分もあればいける距離にあるので、昨夜のような南風が強い時は尚更である。木曜日の市立病院での宿題を真面目な(?)私は続けていて体中が筋肉痛、その上に気圧低下による身体のだるさが手伝って中々寝れず、今も頭がボーっとしている(年中だと娘が突っ込んでいるが・・・(笑))それに加え、お隣の御宅が訳あって今、誰も住んでいないため、ガレージの屋根のトタンが壊れており、風が吹くたびに『バタン、バタン』と物凄い音を立てて眠るどころではなかった。どうせだったら風がもっと強く吹いて、トタンごと吹き飛ばしてほしいと真剣に考えているうちに朝を迎えてしまった。今晩は『バナナ酢』を原液のまま飲んでやる!

 『寝た途端 トタンの音で おこされる』 ぶう 恨みの俳句


発病から今まで 94

2007-03-22 17:16:51 | リハビリ

今日は午前中『木曜リハ』、午後から三ヶ月(最近は二ヶ月?)に一度の市立病院でのリハビリとのダブルヘッダー。何とか『生体反応』があるうちにブログを・・・。午前中の『木曜リハ』はスタッフの方の心遣いで、普段に比べて軽めのトレーニングで済ませていただいた。問題の市立病院でのリハビリは、前回の宿題とこの期間の成果を確認するので前の日からと言うより、2.3日前から緊張して食欲も落ちるくらいである。今日はいつもの理学療法士の先生の『さぁ!どうですか?』の一言から確認開始。ベッドに腰掛けて左右に身体を倒しての腹筋の確認、前後に倒しての腹筋の確認から始まり、歩行器を使っての立ち上がりと着席の確認、立ち上がってからの前後左右のバランスの確認。そして歩行器を前後左右に動かす訓練と、体重を左右に移動して足の下に敷いたタオルを先生が引いてもらいながらの歩行訓練。先生の評価は『腹筋はついてきた。バランスは左右の方は良いが前後に多少の問題あり』だった。宿題は①歩行器でバランスをとりながらのスクワットを続ける。②椅子や車椅子に座っている時に、背もたれに背中をつけずに座り、常に腹筋を意識する事。③歩行練習は膝を折ったまま足を動かすようにし、常に踵に重心を乗せること。④今までの自主トレを続ける事であった。段々と暖かくなるから頑張らねば。今日も忙しい中、訪問リハの看護師さんが来てくれた。感謝である。ところで今日、市立病院に行って気が付いたのだが、今まで車椅子の患者の乗降用の停車場所がなくなっていて、その場所には定期バスの停留所が出来ていた。車椅子利用の車は一般駐車場へ行くように言われた。今までの距離の4倍、それより雨の日はどうすればいいのだろう?傘をさして車椅子を押すのは至難の業だ・・・。


明日は・・・。

2007-03-21 16:30:27 | リハビリ

明日は、午前中が『木曜リハ』午後が三ヶ月に一度の『市立病院のリハ』のダブルヘッターである。市立病院のリハビリは、この三ヶ月間の成果を判断されるので今から緊張している。この緊張が市立病院まで続くと体の筋肉が緊張してしまい、体が思うように動かなくなってしまう。さて、明日の結果は・・・。多分、明日は生体反応がないだろうから、報告は明後日かな・・・。いい結果が出ると良いのだが。


間違い・思い込み・物忘れ

2007-03-17 19:34:46 | ことば

この所の寒の戻りというか、やっと例年通りというか、私泣かせの気温が続いている。負けちゃならぬと、リハビリや自主トレに精を出すのだが、そのお返しは筋肉や筋の痛みやツッパリ・・・。『バナナ酢効果』も吹っ飛んでしまう辛さで・・・。でも負けません。

最近のパソコンのCMか何かで『ウィンドウを開いて』と言われると父親が窓を開く。こんな場面を見られた方もいるでしょう。私も、会社でパソコンを教えた時、クリックをずっと『クリップ』と言っていた人がいた。私の母はコンタクトレンズを『コンパクトレンズ』と言っているし(大体、あんなに大きなものが眼に入るか・・・。)親戚の叔父は昔、結婚式で司会者が『新郎新婦はこの披露宴の後、エアバスにて沖縄に新婚旅行に出発されます』を聞いて『いやぁ、たいしたもんだ。最近はバスで沖縄に行けるのかぁ』と感心していた。また、結婚式の披露宴で乾杯の発声を頼まれた上司が、仲人や主賓が挨拶する中で『人生色々多難・・・』と言われたのが頭に残り、乾杯の発声の時に『お二人の前途多難を祝して、乾杯!』と言ってしまった。先日も、旅行会社に勤めている娘が『今日来たお客さん、笑うに笑えなくって大変だった』と言って説明してくれた。中年の男性が福岡行きの航空券を予約に来て、こう言われたそうである。『福岡に行きたいんだけれど、行きはスカイラークにしてくれ、帰りはジェルでいいから』と・・・。当然、スカイマークとJALである。人間というものは普段使ったりせず、また初めて聞く言葉を自然と頭の中で前に聞いた言葉や、一番最近聞いた言葉や自分の頭の中にIN-PUTされている言葉で、最も近いものと短絡させる癖が、知らず知らずのうちに付いてしまっているのかも知れないし、常に刺激の中に身を置いてないと退化していってしまうのかもしれない。「物忘れがひどくなった」などと老化の始まりを気にする人が多いが、人間は感情から老いるとの指摘もあるくらいだ。和田秀樹著『人は「感情」から老化する』の中で、人の脳でまず縮み始めるのは前頭葉。思考・意欲・感情などを司り、「記憶力の低下以前に、自発性や意欲が衰え、感情の切り替えやコントロールが出来なくなり始める」という。これを食い止めるには”脳のトレーニング”だけでは足りない。より大切なのは「行動する」ことだ。「何でも楽しめる人でいられるか、何をしてもつまらない人になってしまうか」。やる気が大事である。と書いてある。以前にも書いたが、やる気を起こさせる部分は脳の『側坐核』にあり、中々その気にさせるのが難しい。その気にさせるのは『常に陽気に、前向きに』ただひたすら行動するしかないというのである。皮肉なものである。やる気を起こさせる為にひたすら行動しなければならないなんて・・・。ある作家の言葉に『老化に伴う一番悪い事は、肉体が衰える事ではなく、精神が無関心になることだ』とある。そういえば、元気なご老人は多趣味で好奇心旺盛な方が多い。毎週通う病院でお会いするご婦人も然りである。その病院の医院長先生が多少イライラするくらいの方が脳神経の再生には良いとおっしゃっていた。柳田邦男の『フエィズ3の眼』という本がある。フエィズ1は寝ている状態、フエィズ2は普通に生活している状態、フエィズ3は軽い緊張感の中に居る状態、フエィズ4はパニックの状態。人間はフエィズ3の状態に居るときが一番能力を発揮するのだそうです。私は病気のために行動をかなり制限されているが、唯ひとつ体を動かす事の出来るリハビリ、自主トレをめげることなく『やる気』を継続させて、以前、有名な医学博士に言われた『良くなってゆく過程を楽しみなさい』を実践していきたい。まだまだ、若くいたいから・・・。