ぶうちゃんのリハビリ日記  自由へ続く道

持ち前の負けず魂で、医師には不可能といわれた一日も早い社会復帰を目指すリハビリ親父の日記です。

最近ちょっと思うこと・・・。

2009-01-31 14:04:13 | 健康・病気

最近、入浴用のシャワチェアーを新しくした。今までのものは、パイプだけがステンレスで肝心な車輪の部分が鉄製で、水に濡れて錆が発生して動きが悪くなり、ヘルパーさんが押して歩く時に真っ直ぐに動かず、また動きが重いために苦労をかけていた。 そして、どのような物が良いかカタログを見てビックリした。 その価格の高いこと 殆どが10万を越える。 介護保険で、一割負担ですむのだが、それにしても高すぎないかとおもった。往々にして介護用品の価格は高い。箸一つにしても・・・。さっきも書いたが、介護保険で一割戻るからという事が何か気になる。最近のニュースで、ヘルパーさんや、介護やリハビリに携わる方の離職率を下げるためと、資格を持っていても実際に、この仕事についていない方の就業率を上げるために、今年の4月から給与が上がるそうだ。難しいことは判らないけれど、この方たちの給与は、介護を必要としてる人に行ったサービスの内容によって国が決めてるそうだ。介護を受けるものは、自治体の介護度の審査を受けて、その審査の結果によって受けることのできるサービスが決まる。一番おもい人が『要介護5』。軽くなるに従って数字が小さくなり、間違っているかもしれないけれど、一番軽い人が『要支援1』と記憶している。ちなみに私は『要介護4』です。ところが最近、病院などで小耳に挟んだ話によると、この審査が非常に厳しくなってきていて、介護度や支援度が軽く評価されて、受けられるサービスの項目が少なくなったらしい。この事は、介護を受けるほうにもサービスを提供する方にも影響がでる。すなわち、障害者は受けられるサービスが限定されるし、サービスを提供する方も、提供するサービスが限定されるので、当然、国からの報酬も少なくなる。よって、介護をサービスする事業所に入る金額は変わらず、ヘルパーさんをはじめとして、その仕事に従事する方の所得は変わらないという図式が生まれる。審査が厳しくなったのと、介護の仕事に従事する人の賃金アップとリンクしていなければいいと思うのは私だけかなぁ?だって、私のために動いてくださってる方の仕事の内容は、本当に頭が下がるほど大変なんですから・・・。


不確実だからこそ・・・。

2009-01-25 16:50:37 | リハビリ

ある方から『ぶうさんは、何を信じて毎日リハビリをしてるの?そんなに頑張って治る見込みはあるの?』というご質問がありました。これが答えです。

天気予報の『降水確率』を見て洗濯するかどうか決めるように、人間は物事を判断する時、『確立』で判断しませんか?。その『確立』が判断できない時、人間は『最悪の事態』を予想して行動すると思います。何故なら、人間は『不確実性』を嫌うからです。けれど、見通しの立たない困難に直面した時、例えば、急に会社を解雇され生活が出来なくなったり、病気で医師から絶望的なことを告げられたような場合、悲観し最悪の事ばかり考えてしまうのも人間だと思う。でも、こんな時こそ最悪の事態を見据えつつも『不確実』すなわち『決まっていない』のだからこそ挑戦するチャンスがあるのではないかと思う。私の闘病生活もまたしかり、8年もの闘病生活をくじけずに、諦めずに前に向かってやってこれたのは、勿論、皆さんの励ましや協力もあるけれど、『人間の中には、不確実な人生を確実にしていく力が秘められているのではないか?』と身をもって感じたからです。今の私はこれでも、8年前には想像もできなかったくらい回復しています。 リハビリは毎日が勝負です。一日、手を抜けば、そのツケは2倍、3倍となって還ってきます。大袈裟かも知れないが、人生の勝負を決めるのは誰でもない自分自身だ。だから勝つと決めた人が最後に必ず勝つと信じて、毎日のリハビリや、自主トレに頑張っています。


今週は・・・。

2009-01-24 14:06:10 | リハビリ

今週は色々と忙しかった。 月曜、火曜は良かったのだが、水曜日に20年ぶりにフランスから奥さんの友達が尋ねてきて、私も知っているので話に花が咲き、午後2時過ぎから夜の9時前まで・・・。懐かしいのと現況報告その他で 木曜はいつもの『木曜リハ』。ちょっと頑張りすぎて、ニューマティックを足だけで8分間。当然、金曜日は足がガタガタ。 土曜日はタンザニアから友人が訪ねてきて・・・。よって、自主トレは土曜日だけでした。 でも、嬉しいですよね。忘れずに顔を見せてくれるのは。


変化

2009-01-19 20:00:48 | リハビリ

今年になって『自主トレ』のメニューを増やしたのは前の日記に書きましたが、早速、身体に変化が。 例の『チャップリンスクワット』を続けてきましたが、最初はつま先を開いても、膝が内股のように前にまっすぐ出てしまっていたのが、最近、チャンと開いたつま先と同様の方向へ膝が曲がるようになってきました。 少しずつ、骨盤や股関節が柔らかくなってきたのかも・・・。 そして、もう一つ変化が・・・。それは『金次郎腹筋』のリュックの中のお米が、4キロから5キロに変わっていたことです。 前のお米は知り合いから『新米』を頂いたのですが、このままでは『古米』になってしまうということで、私の知らない間に、スーパーの5キロ入りのお米と入れ替えていたのです。どおりで、ちょっと気を抜くと後ろに倒れそうになるわけだ そして『自主トレ』に新メニューが・・・。その名も『謝罪会見腕立て伏せ』 普通の腕立てはまだ出来ないので、机に手をついて立って、肘を曲げて腕立てをする。見るからに『申し訳ありませんでした。』と謝罪してるようなので『謝罪会見腕立て伏せ』と命名。毎日、20~30回を目標に頑張っています。


2+α

2009-01-15 19:25:55 | リハビリ

今日も行ってきました。『木曜リハ』 今日は今年、初の『体重測定』 正月太りはいかに?結果は『68.8キロ』。先月が68.0キロだったので『成人の76%が太った』と感じる正月太りは、800gですんだ。 さて、皆さんは芥川龍之介の小説でご存知だと思うが、『蜘蛛の糸にぶら下がる』という難題に実際に挑戦した人がいる。『クモの糸の秘密』(岩波書店)という本の中に書いてあった事。その人の名前は、奈良県立医科大学の大崎茂芳教授。試行錯誤の末、人間がぶら下がるのに必要な量のクモの糸を採取。3年前、長年の夢を実現させた。その過程で様々な発見が。例えば1本に見える糸。実は2本の繊維で出来ている。しかも2本のうち1本が切れても、クモが落下することはない。クモが4億年の進化の中で得た安全の基数が『2』であることに教授は感銘を受けたという。

『2』という数字は我々が日常生活の中で安全を目指すうえでも重要だと思う。一人より二人での点検。ドアの鍵を二重にするなど。『2』は確実に安全性を高める。それと同様に、何かに向かって進む時、何かの障害や壁にぶち当たって悩む時も、同じことが言えるのではないかと私は思った。私は皆さんご存知のようにリハビリに励む身です。この『励む身』といえるのも、皆さんが私が昇ろうとしている『クモの糸』を2本、いや3本、4本それ以上にしてくれているからだと思うのです。『激励』という糸で。 この糸が1本だけだったら、私はとっくの昔にリハビリを諦めていたことでしょう。今、私は思っています。皆さんの何本もの激励の糸のお陰で、もはや糸ではなくロープのようになった私の『クモの糸』。皆さんに感謝すると共に、私も誰かの『クモの糸』の1本になれたらいいなぁ!と。