ぶうちゃんのリハビリ日記  自由へ続く道

持ち前の負けず魂で、医師には不可能といわれた一日も早い社会復帰を目指すリハビリ親父の日記です。

薬を減らして変わったこと。

2009-02-24 17:22:36 | リハビリ

薬を減らしたことは前の回で報告しましたが、やめて二週間経っての身体の変化の報告です。

①体温が高くなった。

②寒さを感じなくなった。

③歩行訓練のときに足が軽くなった。

④呼吸が深くなった。

以上が今まで気がついた変化です。体温は、薬をやめる前は35.5~8℃、止めてからは、36.2~3℃。別に風邪を引いてるわけでもありません。 看護師さんが言うには『体温が上がると新陳代謝が良くなるから、また痩せるかも・・・。でも、手の色を見ても血行が良くなってるから、血流も良くなってる証拠だね』といわれた。寒さを感じなくなったことも、血行が良くなったからだそうだ。この血行が良くなった原因は『筋肉が動くようになって来てポンプの役目をするようになったから』だそうである。 歩行訓練のときに足が軽くなったのは、軸足に体重をかけても踏ん張れるようになったからだと思う。足が軽くなったという感じは、まだ自分で足を前に出せないので、足を後ろについてかかとを押し出してくれている看護師さんの感想。勿論、自分も自覚があります。 呼吸は胸を開くことが出来るようになってきたので、呼吸が深くなり声も大きくなりました。 とりあえず、薬を中止した事は、私の身体には良い方に触れてるようです。皆さんに感謝


薬が減りました。

2009-02-20 17:36:39 | リハビリ

ついに、薬が減りました。 毎日、朝晩飲んでいた『セルシン』という薬です。私の麻痺は『ケイセイ麻痺』といって、筋肉が極度の緊張状態になり、早く言えば、身体が突っ張ってしまい、ちょっとの振動や音などの刺激に敏感になり、筋肉が痙攣を起こすもので、車椅子がちょっとガタンと振動したりすると『貧乏ゆすり』のような状態になり、無理やり抑えようとすると筋肉が硬縮して、突っ張ってしまうものでした。その緊張を精神的な面から和らげる薬です。それが、皆さんのお陰で大分、緊張も落ちてきたので、今回、服用を中止することになったのです。

事の起こりは、先週の月曜日。月曜担当の訪問リハの看護師さんが『ぶうさん、薬は今までと同じものを飲んでるの?大分、身体の緊張も落ちてきたので薬を見直してみない?薬が効きすぎて悪い方に作用してるかも?』という言葉から始まった。私も、『この量の薬をずっと飲み続けるのかな?』と思っていたところで、また、理学療法士の先生の『薬もねぇ、両刃の剣だから。折角残ってる機能を弱めてしまう可能性もあるし・・・。』という言葉がずっと頭に残っていた。そして、先週の木曜リハの時に、スタッフの方から『先生からの伝言で、セルシンの服用を一時中止して、一週間様子を見ましょう。とのことです。』と言われた。訪問リハの看護師さんが、事務所に帰ってから私を担当してくれている看護師さん達で相談して、木曜リハに通っている病院の先生と相談してくれたのだ。私は一週間、服用を中止して昨日の木曜リハに行きました。一週間の間、自分でも、訪問リハの看護師さんも私の身体の変化に気が付いていたのですが、あくまでも感覚的なもので、私は、身体に力が入り、足が踏ん張れるようになったり、腕が前より上がるようになったり、プラスチックのマグカップをやっと持って、尚且つ、口からマグカップを迎えに行かなければスープを飲めなかったのが、陶器製の重いマグカップを口まで持っていってスープを飲めるようになったり、自分お体に起きてる変化をある程度、実感しており、訪問リハの看護師さんも『歩行練習の時に足が軽くなった』といってくれていた。そして、昨日の診察の時に先生に身体の変化を報告し、先生が『手を握ってみてごらん』というので握ったところ『かなり強くなってるね。』と言われ、また『そういう所まで気を回してくれる訪問リハの看護師さんに感謝だね。』といっていた。リハビリ室に行き、いつものリハビリを始める時に、スタッフの方が気にしていてくれていて、身体の変化を報告すると『握力を測ってみましょう』といわれ量ってみたところ、なんと2月4日に市立病院で量ったときに、5キロだった左手が18キロ、ゼロだった右手が5キロになっていた。 スタッフの方も、『動かすのに軽くなった凄い、凄い』といってくれ喜んでくれた。 確かに薬をやめたのが原因かもしれないけれど、私の身体を薬を減らすことが出来るまでにしてくれた、訪問リハの看護師さん、木曜リハのスタッフの方を始め、私の身体に携わってくれた全ての方に『感謝』です。


ハドソン川の奇跡

2009-02-14 14:39:32 | リハビリ

先日の新聞にこのような記事が載っていた。

先月、ニューヨークのハドソン川に不時着した旅客機の機長。エンジン2基が停止後、不時着までの3分間、思い切った決断力と冷静な対応で、乗客全員を守った。全米が『ハドソン川の奇跡』と喝采した。パイロット歴40年以上。飛行時間1万9000時間以上。大ベテラン機長が語る。『あの瞬間に対処するために、これまでのキャリアが有ったのだと思う。』そして『乗員全員が、訓練通りに任務を遂行しただけだ』と。また、『問題を解決しなければならない、窮地を脱する方法を見つけなければならない、ということだけ分かっていた。それに夢中だった。』と淡々と機長は語っている。『自分にはできると確信していた』。たった3分間。生と死の狭間。この瞬間、彼を突き動かしたのはほかでもない。『絶対に成功させる』という執念と、『絶対に成功できる。』という確信だった。 

この記事を読んで、古書に書かれていた言葉、『賢者はよろこび愚者は退く』という言葉を思い出した。いざという試練の時、試練にもよろこび勇んで挑む『賢者の一念』こそが今回の奇跡を起こしたのだと思う。『日頃の訓練』『確信と一念』・・・。言うのは易しい。裏には、血のにじむような訓練と経験があったからこそ、あのようにさらりとスマートに英雄ぶらずに、ごく普通だったように立ち振る舞えたのだと思う。私も、大きな目標に向かって『日々精進』する身。日頃からのたゆまぬ訓練を実行し、『絶対に歩く!』『絶対に実現できる!』という『確信と一念』を持ってリハビリに取り組み『ハドソン川の奇跡』ならぬ『ぶうちゃんの奇跡』と呼ばれる伝説を作れるように頑張ろう。


怒鳴り声と笑い声・・・。

2009-02-12 16:38:55 | リハビリ

本日は『木曜リハ』。リハ室に入ってまず目に入ったのが『体重計』 『そうだ、京都に行こう』じゃなく『そうだ、今日は体重測定だ』。結果は、先月より1キロアップでした。 ちょっと油断したか、筋肉が付き始めたかのどちらか・・・。勿論、後者であってほしいけれど。 それにしても、スタッフの方の『1キロ増えても、まだ60キロ台をキープしてるんだから・・・。』の言葉が神様のように聞こえた。 さて、今日リハビリをしてる時に対照的なご老人に出会った。一人はご婦人の方。その方がリハ室に入ってきて、いきなり『〇時〇分に予約してるのに、一体何時まで待たせるのよ!私は長く居られないのよ、低血糖になっちゃうから』と大きな声で言われた。どうやら診察時間がずれてるらしいのであるが、聞いてるとわずか5分か10分のずれ・・・。でも、その声で、リハ室の空気が一瞬で変わってしまった。スタッフの方も『前はあんなじゃなかったのに・・・。』と言われていた。で、リハビリを先にすることで一件落着。私と家内で『低血糖なら、飴か氷砂糖でも持ってれば・・・・。』とひそひそばなし・・・。 そしてもう一人の男性のご老人。リハビリのスタッフの方が『血圧を測りますよ』するとご老人は『しまった!パンツを履いてきちまった』。ちょうど腹筋をしていた私は、可笑しくて力が抜けてしまい腹筋にならなかった。 すかさず、スタッフ1号さんが『血圧測るのにパンツは履いていていいの。脱がれたらかえって困る』と切り替えしていた。このやり取りでリハ室の雰囲気はいつもどおりに明るくなった。 

たった一言でその場の雰囲気を変えてしまうときがある。たった一言で、やる気を無くさせてしまうこともある。が、それと同時に小さな言葉でも、小さな仕草でも相手に『よし!頑張ろう!』という気にさせて、その人の潜在意識や能力を引き出すことも出来る。私の通っている病院のリハ室のスタッフの方は、皆さん明るいし、辛抱強い優しい方たちばかり・・・。(段々、ゴマの匂いが・・・。)いや、これは本当に私が感じてることで、患者さんも担当スタッフの方も『明るい』ということが、最高のリハビリじゃないかと感じています。 

それから、今日、私が服用している薬の中から『セルシン』という、安定剤の服用を一時中止してみようと、先生からお話があった。私は、発病当時、音とか振動に敏感に反応して筋肉が緊張してしまっていた。今週の月曜日の『訪問リハ』のときに、看護師さんから『大分、緊張も落ち着いてきたので、お薬を見直しましょう』というお話があり、看護ステーションに帰ってから私を担当してくれてる方で相談して、今通っている病院の医院長先生に相談してくださり、とりあえず『セルシン』の服用を中止して、様子を見る事になりました。私は、TVコマーシャルの『大分よくなっていますね。今日からお薬を減らしましょう。』というのに憧れていたから、大変い嬉しかった。 私の薬の事まで気にしてくれてる方が、自分の傍にいてくれることにも感謝である。

さて、私が『携帯』を変えた途端、今まであれだけ鳴っていた『着メロ』が一日に数回しか鳴らなくなった。 折角、新しい機能が増えたのに・・・。 どうか、私の携帯のメアドを知ってる方は、メールをしてやってください。お願いします。(笑)


やってもうた!!

2009-02-10 21:05:52 | インポート

今日、携帯の機種変更に行きました。 今までのは、いわゆる『らくらくフォン』でした。色々な方からメールを頂いても、表示できなかったり、デコメールが出来ないために絵文字や顔文字を駆使して『デコメール』もどきを作って送っていました。 今回は、やっと『財務省』の決済が出て、晴れて機種変更にということで近くのノ〇マに・・・。 機種変更に2,30分かかるという事で、末娘(携帯評論家)に車椅子を押してもらって店内探検。どうして男は家電屋に行くとワクワクするのでしょうか???(笑)そこで、我が家のテレビは10年を越える代物で、最近、ブラウン管の隅にピンクや緑や青の色が出現するようになって来た。大きさだけでも見てみようということでテレビ売り場へ。あ~じゃない、こ~じゃないと娘といってると、いつの間にか店員に囲まれていた。 『いやぁ、財務大臣に聞かないと・・・』と逃げているところに、買い物を終えた『財務大臣』が・・・。『見てただけ』と言うとナント『もうそろそろ寿命じゃない?』とのお言葉。明日、我が家に薄型テレビがやってくる。 それにしても、テレビの上の地球儀や時計や人形をどうするんだ えらい出費じゃ