ぶうちゃんのリハビリ日記  自由へ続く道

持ち前の負けず魂で、医師には不可能といわれた一日も早い社会復帰を目指すリハビリ親父の日記です。

今週の木曜リハ・・・追い込み

2012-03-29 14:38:00 | リハビリ

今日も元気に木曜リハに行ってきました。今日の富士山は、春の日差しの中にも「凛」とした姿を見せていました。 通院途中の小学校の桜も、だいぶ膨らんできました。そばの梅林の白梅は今が盛りですが、やはり、いつもの年より季節の移り変わりが、遅れているような気がします。

今日のリハ室の話題も、「タンポポが咲いていたよ」「土筆が生えてたよ」と、春の訪れを喜んでいるような話題であふれていました。

今日のリハは、先週よりも低周波の電流を強くしてみました。イケメン先生の話では、電流の強度はリハに通ってくる人の中では、最強の電流だそうで、何度も「大丈夫ですか?」と聞きに来てくれて、イケメン先生に気を遣わせてしまいました。(汗)

私は、結構、電気の刺激には強いみたいで、隣で治療を受けていた方が、私の腕や足の筋肉が、電気の刺激で突っ張ったり痙攣するのを見て、目を丸くしているのが印象的でした。

そのお蔭か、イケメン先生がびっくりするくらい、左右の腕の可動域が広がり、動かす時の腕の重さも軽かったようです。動かす時に先生が軽く感じるという事は、それだけ私自身の力で動かしている事で、春を迎え良いスタートが切れました。

実は、私がリハビリに通い始めてから、ずっとお世話になってきたスタッフの方が今月末で退職されるという事で、お会いするのは今日が最後でした。このスタッフの方は、私の機能回復の為に、一生懸命に勉強をしてくださり、現在のリハのスタッフの皆さんの中では、一番私の体の機能回復に携わっていただいた方でした。あまり長くお話をすると、涙腺が緩んでしまうとまずいので、ちょっとしたお礼のプレゼントの中に感謝の手紙を入れておきました。

さて、力不足の私が「相談役」などとの大役を仰せつかった、療養通所介護施設の開所が迫り、スタッフの方たちは、4月1日の内覧会の準備と新規事業の準備と最後の追い込みに大わらわです。

私は、自由に動けないので、勝手なことをメールや電話でお願いするだけですが、スタッフの方は皆さん女性で、家庭もお子さんを持ちながら、休日返上で頑張っています。しかし、女性の持つ底力・・・「女性力」には、びっくりします。

具体的に動き始めてから、1年余り・・・女性だけで、よくここまでにしたなぁ・・・と尊敬に似た気持ちを感じています。

私も微力ながら、施設のHPを作りました。もし良かったら、クリックしてみてくださいね。

http://www1.ocn.ne.jp/~mother/


今週の木曜リハ・・・役割りの自覚=希望と活力

2012-03-22 14:04:49 | リハビリ

今日も行ってきました「木曜リハ」。今日の富士山は朝日が当たって、ちょっとオレンジ色がかった、とてもきれいな富士山でした。

今日は、90歳超級の触ると、とてもご利益のあると言われている、その名も「ふく」さんの94歳の誕生日でした。 今日も元気にリハビリをされていて、息子さんが、「百歳の誕生日には、みんなを招待して盛大にお祝いを・・・」と言われていたそうです。 この「ふく」さん、本当にご利益があるんです。昨年の年末ジャンボ・・・お陰様で1万円が当たりました。しかし、残念ながら、今回のグリーンジャンボは、ふくさんに触ることが出来ませんでした。 

今日のリハビリは、低周波の電流を上げた効果か、左の手足の動きが軽くて、イケメン先生の「いいですねぇ」の言葉を頂きました。 今年は、自分自身の決意もあり、このまま身体が良くなることを期待しています。

さて、来月の1日から、新しく立ち上がる施設があります。この施設は、オラが村では初めての「療養通所型介護施設」を含む、「訪問看護」「日中一時支援」「居宅介護支援」などを手掛ける事業所です。「こころに寄り添う」がコンセプトで、事業所の名前にも「マザー」という言葉が使われています。

この事業所を立ち上げようとしているスタッフの方達は、それぞれ、何らかの辛い経験や苦労をされて来た、またされている方たちが集まっています。例えば、障がい者のお子さんを抱えながら、訪問看護師を続けている方、献身的な看護の甲斐なく、不幸にしてご主人やお子さんを亡くされた方や、ご両親の介護をしながらという方・・・。

そのような方が、今回の開所を目指して資格を取得したり、他の施設で経験を積んだり、自分のスキルをアップして、集まってきました。

私は、「この事業所は、きっと素晴らしい施設になる」と確信しています。

なぜなら、自分たちの経験してきたことや、経験していることを、単なる経験として済まさず、自分の経験したことを「だれかの役に立てたい・・・」という志がそれぞれのメンバーの根本にあるからです。

「経験は活かしてそ経験であり、活かさなければ、ただの昔話である。」という言葉がある通り、経験を活かして利用者さんや患者さんに接することで、「心に寄り添う・・・」介護や看護ができると思うし、それが自分の役割だという事を自覚することで、それが自分の活力になり希望に繋がると信じています。

無力なこの私も、この事業所の「相談役」などという大役を仰せつかり、リハビリが順調なのも、「こんな自分でも、役割がある」という事を、自覚できたからかもしれません。


今週の木曜リハ・・・何のために、誰の為に

2012-03-15 15:28:50 | リハビリ

今週も、若干の体のこわばりを感じながら、元気で行ってきました。今日は気温は暖かいのですが、風が冷たくて「春霞」?のせいか富士山は残念ながら見えませんでした。

昨夜は、久しぶりの「緊急地震警報」に驚いた方も多かったと思います。我が家の地震犬「松五郎」は、揺れ始めてから慌ててケージから飛び出してきて、みんなからひんしゅくを買っていました。(笑)

今日のリハビリ室でも、地震の話題で持ちきりでした。なかでも、イケメン先生が「ぶうさん、今朝の6時ごろ地震がありました?」と聞くので、「昨日の夜の事じゃない?」というと、昨夜の緊急地震速報が、今朝、届いたそうで、こういう事もあるんだと・・・。

聞けば、M8クラスの地震が北海道近海で、また昨日の千葉の地震で、首都直下型地震の発生が早まったとか・・・。3・11にあれだけ地震の特集をしていながら、昨日の地震の影響よりも、芸能人の結婚をトップニュースに、それも放送時間がダントツに長いメディアの姿勢に「?」を感じながらのリハビリでした。

さて、リハビリは、先週から「低周波治療」の電流を強くしました。結果、身体(特に腕)の動きがいいという事で、今週もかなり強めの電流で・・・。 やはり効果はかなりあるようで、暫く強めの電流で行くことにしました。(でも、自分の筋肉が、自分の意思に関係なく、ピクピク動くのは、あまり気持ちの良いものでは・・・)

さて、以前にもご紹介したと思いますが、毎月1回、私の激励の為に我が家を訪ねてきてくださる、大先輩の二人方がいます。

今日も二人で訪ねてきてくださり、色々とお話を聞かせていただきました。一人の方は、私の住む自治体の老人会の副会長、もう一人の方は私の住む自治会の老人会長です。

その中で、地域貢献や自治会活動は、ただただ地道に、そして常に「何のため」「誰のため」という強い気持ちがなければ、決して長続きはせず、地域から信頼されないという話がありました。今、わが地域の自治会活動は、ほとんどの活動が、老人会の方々の協力なしでは成り立たなくなってきています。

防災研究所の山村さんの話にも、「防災の砦は地域のコミュニティー」と言われていました。大地震がいつ来てもおかしくない現在、もう一度「何のために、誰のために」を考えて見なくては・・・と感じた木曜日でした。


今週の木曜リハ・・・思いやり

2012-03-08 14:18:37 | リハビリ

今日は、時折小雨がぱらつく中でしたが、元気に行ってきました。天気が悪いので当然、富士山は見えませんでした。やはり、ここのところの気温の急変や不順な天候の為に、体調を崩される方が多かったです。

かくいう、私も手足のツッパリがきつく、ちょっと今日のリハはどうなるのかと心配でしたが、低周波治療の電流を上げたせいか・・・イケメン先生がびっくりするような、手足の動きが出来ました。今まで、手足を動かすのに、「ジワ~ッ」という感じだったのが、「ギュッ」という感じで動き、筋肉も正常な場所が動くようになったと、イケメン先生からお褒めの言葉を頂きました。

このまま、気候が春に近づくににつれて、身体の動きも良くなってくれるといいのですが・・・。

さて、今日はリハビリ室で、こんな光景に出合いました。

スタッフの方が、90歳超級の方に「自転車でまた道を斜めに横切ったでしょう?ちゃんと報告が入ってますよ。色々な人に気を付けて見て貰うように言ってあるんですよ。」と話していました。何しろ、この90歳超級の方・・・自転車を乗るだけで驚きなのに、赤信号無視や道の斜め横断で有名で、いつもスタッフの方が心配して声をかけているのです。まるで、自分を父親を心配するように・・・。

そして、90歳超級の方は、スタッフのお子さんの受験の結果が気になるようで、P‘Tの先生や他のスタッフの方に結果を聞いていました。そして、スタッフの方から「合格」の報告を聞くと、満面の笑みを浮かべていたのが、印象的だった今日のリハ室でした。


今週の木曜リハ・・・旅立ちの時

2012-03-01 13:32:02 | リハビリ

昨日の雪の残る中、「通院が昨日じゃなくて良かった。」と思いながら、富士山だけではなく、丹沢連山、伊豆箱根連山のまるで「日本アルプス」のような雪景色を眺めながら、今週も元気で行ってきました。

病院に着くと、癒し系PTの先生が、車いす用のスロープの雪かきをしてくれていました。さすが新潟育ち・・・慣れたものでした。 今日のリハ室の話題は、やはり昨日の雪の話題でした。

その中で「へぇ~~~~~」と、「トリビアの泉」的なことを聞かせ頂きました。80歳超級の方が「この雪で、今年は農薬を使わなくて済む」というお話でした。なんでも、この時期の雪は、卵から虫に孵化しようとする「害虫」の卵が、みんな死んでしまうからだそうです。その方の言葉の中に、「う~ん」と考えさせられる言葉が・・・。

それは「昔は、みんな自然の力をうまく利用して、百姓をしたんだよ。農薬なんかなかったし、でも今は、昔と気候が変わっちゃったからなぁ・・・」。

この話を聞いていて、ある話を思い出しました。それは「昔はみんなが気象予報士だった」という話。この辺で言えば、「富士山の山頂に雲がかかると風が強くなる。」とか、「大山方向で雷が鳴ると、必ず雨が降る」とか、みんなが自然とうまく付き合って、自然が教えてくれる「知識」を「知恵」に変えて生活していた・・・。

そんなことを思い出させてくれた、有り難くも勉強になったお話でいた。

リハビリの方は、イケメン先生から「エクセレント!」と言われるほど、左手、左足の動きでした。

マッサージの先生からも、自主トレのアイディアもいただいたし、段々と春に向かって季節も良くなることだし、自主トレのギアも一段上げようかな?・・・と思っています。

でも、残念なことも・・・私がこの病院に通院し始めてから8年もの間、ずっとお世話になってきたリハのスタッフの方から、今月いっぱいで退職すると聞かされました。

ちょっとどころかだいぶショックを受けています。