ぶうちゃんのリハビリ日記  自由へ続く道

持ち前の負けず魂で、医師には不可能といわれた一日も早い社会復帰を目指すリハビリ親父の日記です。

今週の木曜リハ・・・一人が立てば

2011-04-28 13:54:31 | 健康・病気

今朝までの雨が嘘のような、まぶしい日差しの中、今週も元気に(?)に行ってきました。何故(?)なのかというと、この気候の変動と気圧の変化に中々ついてゆけず・・・ でも、病院に着いたらそんな気分も何処へやらでした。 病院は、明日から5月5日まで連休で、いつもの年だと木曜の代わりに、他の日にリハを振り替えてくれるのですが、今年は振り替える日がないため、明日から5月5日までは『自主トレ強化週間』という事になります。 病院は、明日から連休という事もあり、診察もリハビリ室も混んでいました。そのおかげで、普段、顔を合わせない方とも御一緒になり、なんとリハビリ室に男性ばかりという、めったにない光景でした。今日は先生から『だいぶ、足の外旋が広く出来るようになりましたね』と言われました。少しでも前に進んでいる所を見つけてくれると、性格的に『木に登りやすい』私は、連休の強化週間に向けてもう、エンジンがかかってしまったような感じです。(笑)

さて、震災以来、新聞記事には『原発』と『被災地』の事が連日掲載されています。最近は、被災地の被災状況を伝える記事から、復興に向けて歩み始めたという記事が増えてきた気がします。その記事の中に、この様な記事を見つけました。それは、ある方に被災者としてインタビューした記事でした。その内容は、『私達は、被災者であると同時に復興者でもあるんです。』という記事でした。私はこの記事を読んで、この方の『自らが復興しなければ』という、決意というようなものを感じました。今、被災地には様々な方、様々な機関が被災地支援のために活動されていますが、やはり、被災者の方が自ら立ち上がってこそ、復興が本格的に始まると思っています。自らが復興するんだという気持ちになられた方が、まず、一人立ち・・・その動きが、1日も早く皆さんの中に広がることを祈っています。何故ならば、『自分たちの大事な町』だと思うから・・・。


今週の木曜リハ・・・自分以外の誰かのために

2011-04-21 14:21:25 | 健康・病気

今週も『船酔い』気味の身体に鞭を打って、行って参りました。 最近、余震の揺れ方とは違う、下からズンと突き上げるような地震が、三日ばかり続いています。誘発地震の前触れでなければいいなぁ・・・と思っています。 今日のリハビリは、いつものメニューに『足首を曲げてつま先の上下』と『膝から下の前後運動』が加わりました。自主トレは、先日から始めた『角材』を利用した足の前後運動や、筋力UPを中心としたトレーニングと、滑車とロープを使った腕のトレーニングを続けています。勿論『あおむし君ダイエット』も・・・。今日のリハ室は、『90歳超級』のリハビラーの方が元気に語らっっていて、それに気が付いたスタッフの方が記念写真を・・・。それに受付のスタッフの方が加わって・・・。相変わらずの『ほのぼの』としたリハ室でした。

『東日本大震災』が起きてから、もう、40日を過ぎました。被災者の方にはまだ40日かも知れませんが・・・。報道も段々と支援やボランティアの方の活動の状況、復興の足掛かりなどに視点が移りはじめています。その様な中で、こんな記事を見つけました。

苦しむ人を放ってはおけない――誰にも、そういう「気持ち」はある。問題は「行動」に移す勇気を持てるかどうかだ。眼科医の服部匡志氏は行動した。1カ月のうち半月をベトナムで過ごし、8年間で1万人以上を失明から救ってきた。活動を続けられた理由をこう語る。「自分のためだけでは続かない。人のために生きることで自分の中から新たな力が湧いてくる」(『人間は、人を助けるようにできている』あさ出版)。困難にあうと「なぜ自分だけが」と思いがちだ。自分のことしか見えなくなり、心が小さく縮こまってしまう。その時、「自分以外の誰かのために」と行動することで、心は大きく広がり、自分自身の命も蘇生していく

私の周りにも、被災地に復興支援に出かける方がいます。弟子4人を連れて被災された家の修理に出かける『大工の棟梁』。被災地の瓦礫の撤去に出かける友人の息子・・・。みなさんに共通するのは、『自分たちも復興の手助けが出来る』『誰かの役に立つ事が出来る』といった、一種の高揚感を伴った『使命感』を持たれている事です。何か送り出す方も、ぐっと握った拳に力が入るような気がしています。私も身体が動けば・・・というような気持ちで、わずかばかりの義援金を寄付させていただきました。また、被災地で被災された方々のために働いている方々のバックアップをしようと思っています。


みんな被災者・・・だから、みんなで頑張ろうよ。

2011-04-17 15:08:42 | つぶやき

相変わらず揺れています。 以前、ブログに書いたかもしれませんが、姪が福島県のいわき市で市の職員として、被災者の皆さんの為に、まさに寝食を惜しんで日夜がんばっています。そんな姪に、仕事中に口にでも含めればと思い、飴を始めとした菓子類をク〇〇コ便で送りました。荷物を取りに来てくれた方の話では『一部、配送が出来ないところがあるかも知れません』との事でしたが、昨日の晩に集荷に来て、今朝の九時には姪からお礼の電話がありました。ク〇〇コさんも、被災地への荷物という事で、一刻も早くと頑張ってくれたんだと思います。

姪からのお礼の電話の中に、今まで住み慣れた土地から離れる方が多く、転出届やそれに係わる保険等の手続きで休む間もなく、中には『早くしろ!』だの罵声を浴びることがあるみたいで、かなり参っているようでした。『市の職員も同じ被災者なんだけれどなぁ・・・』とつぶやいた言葉が心に残っています。

考えれば、被災地の方は言うまでもなく、色々な意味で日本国民全員が被災者だと思います。だから・・・

  『みんな被災者・・・だから、みんなで頑張ろうよ!』


今週の木曜リハ・・・人柄

2011-04-14 15:01:36 | 健康・病気

気候もだいぶ暖かくなって春めいてきた中、今週も元気に行ってきました。相変わらずの余震が続き、若干、船酔い気味でしたが・・・。 リハビリ室でも、話題は東日本大震災の事でした。いつになったら、この余震は治まるのか?いつになったら、原発は収束するのか・・・。みなさん、不安は尽きないようで、震源地より何百キロと離れている我が地方でもこのような騒ぎですから、さぞや被災地の避難所に避難されている方は・・・と考えると胸が締め付けられる思いです。今日は体重測定があり、先月に比べて+400gでした。昨日、長女がお土産に持ってきてくれた『ピザ』を食べたせいでしょうか? 来月こそ、栄光の60キロ台突入を目指して頑張ります。 今日、イケメン先生から『肩甲骨がだいぶ出てきましたね』『だいぶ、身体の緊張も落ちてきましたよ』と二つも嬉しい事を言っていただきました。 私も、すぐに木に登る性格なので、自主トレに頑張っちゃおうと思っています。
さて、最近、原発や地震に関する記者会見や、テレビのワイドショーなどを見ていて、その人の持つ人柄みたいなものが、チラチラと見え隠れするような気がします。私は、人間の本質を形成するのは『人柄』だと思っています。どんなに心配しているコメントをしても、何故か心に響かないことがあったり、何の変哲もないコメントに心うたれたりするのは、きっと『人柄』なのではと思います。昔、『人柄を磨くには、無償という石で磨け』と聞いたことがあります。見返りを求めない行動・・・この心をなるべく多くの人が持つことが、日本復活の近道じゃないかな・・・と思っています。





今週の木曜リハ・・・桜の花

2011-04-08 17:27:11 | 健康・病気

いやぁ・・・昨日の夜の地震の揺れもすごかったですね。揺れに身を任せながら『いったい、いつまで苦しめるのか!』と、誰にでもなく呟いていました。復興に向けて顔を上げ、動き出した人々に追い打ちをかける仕打ちのような揺れでした。

さて、今週も行ってきました『木曜リハ』・・・。リハ室に入ると、早速イケメン先生から後輩の先生を紹介されました。真面目で優しそうで、きっとOKBの皆さんから好かれるんではないかと思います。 今日は大事件がありました。日曜日で91歳になる『90歳超級トリオ』の一人の方が、水曜日に自転の乗っていて(91歳で自転車に乗るというのも凄いですが・・・)車にはねられたという事でした。たまたま、リハビリのスタッフの方が施設見学で、その方が運ばれた病院にいたそうで、あるスタッフの方は『見ていて、心配で涙が出てきた・・・』と言われていました。運良く打撲だけで済んだようで、その方がリハ室に入って来られた時は、スタッフはもとより医院長先生の奥さんまでが周りに集まり、それぞれに心配して声をかけていました。事は大変でしたが、何かリハ室の温かさを感じた一瞬でした。 今日の良かったことは、イケメン先生から『だいぶ肩甲骨が動くようになってきて、周りの筋肉もだいぶ柔らかくなりましたね。』と言われた事と、ニューステップの負荷を2にして10分間、続けられたことです。 さて、また来週と思った時に、スタッフの方から『来週、体重を量りましょうね』と・・・。もう、一か月が経ったのかと、思わぬところで『時の流れ』の速さを感じた私でした。 それと、新しい自主トレのメニューを追加しました。10㎝角の角材に片足を乗せ、乗せた足に体重をかけて、浮いた片足をサッカーボールを蹴るようなイメージで前後に振る運動を始めました。目的は、足を出すイメージを持つ事と、足の付け根の筋肉の強化です。

詩人・堀口大学が『捨菜籠』の中で『雪国の住民に太陽暦の作者は親切だった。』2月が他の月より日数が少ないからです。昨日の通院の車窓から見える近くの小学校の桜も、もうすぐ満開になりそうでした。しかし、私だけでしょうか?今年の桜は心なしか、いつもの年のように華やかに見えないのは・・・。長く厳しい冬を耐え、あと少しで春を迎えようとしていた東北の方々を襲った震災・・・。『春の枝に花あり』とは不遇の底にあった内村鑑三の詩の始まりの一節です。そして、その詩はこう続きます。『嗚呼憂に沈むものよ・嗚呼不幸をかこつものよ・嗚呼冀望の失せしものよ・春陽の期近し』と・・・自らを励ますように・・・。『冬は必ず春となる』という言葉があります。願わくば、一日も早く被災された皆さんに春が訪れ、希望に満ちた心で『桜』を愛でて頂きたいと祈る毎日です。私も顔晴るから・・・。