ぶうちゃんのリハビリ日記  自由へ続く道

持ち前の負けず魂で、医師には不可能といわれた一日も早い社会復帰を目指すリハビリ親父の日記です。

報恩感謝・・・恩を知る。

2010-12-29 15:03:32 | 健康・病気

今年も、今日を入れて残すところ後3日…。あっという間の一年でした。12月9日のブログにアップしましたが、もうすぐ発病満9年を迎えますが、いつもの年と違って落ち着いた気持ちで年が越せます。自分でもはっきりと自覚できないのですが、平たく言うと『絶対に治す』という気持ちから、『絶対に治る』という気持ちになったというか、うまく表現できない精神状態で、新しい年を迎えられそうです。去年までは年頭に掲げた目標と、年末の自分の状態とのギャップで、物凄く落ち込んでいた自分とは別人のようです。 振り返れば、こういう気持ちになれたのも、私の復活のために、共に頑張ってくれた方にどれだけ支えてもらった事か・・・。私の身体の変化を見極めながら、積極的なリハビリを提案をしてくれたり、また、基本に忠実な身体の動きの訓練を地道に続けてくれたり、汗を流しながら歩行訓練を続けてくれた、訪問リハの看護師の方々・・・。毎週、1回の『木曜リハビリ』を大事にしてくれ、祝日に当たれば予約をやり繰りして、他の日に変更してリハビリが途切れない様に心を砕いてくれ、私の身体の変化を自分の事のように喜んでくれた、通院している病院のリハビリのスタッフの方を始め、医院長先生、看護師の皆さん。文字通り、雨の日も風の日も暑い日も寒い日も、私を助けてくれたヘルパーの皆さん。毎週、決まった時間に迎えに来てくれて、でこぼこ道の揺れにまで気を使って、車を運転してくれた介護タクシーの皆さん。リハビリや自主トレで緊張した筋肉をほぐしてくれた、マッサージの先生。毎月一回、欠かさずに私を励ましに訪ねてきてくれた、地域の大先輩を始め友人の皆さん。私の髪の毛が伸びると、わざわざ我が家に来てくれて、散髪をしてくれた小学校の同級生。そして、私の面倒を嫌な顔もせずに焼いてくれた、家内を始め家族・・・特に我が家に来て帰る時に、『早く良くなって散歩をしようね』とハグをしながら、頬にチュウをしてゆく『チビ達』。そして、私のブログを読んでくださったり、コメントやメールで励まして下さる皆さん。私にたずさってくれた、全ての皆さんに感謝しながら、本年最後のブログアップにしたいと思います。「恩」という字は「因」と「心」という字からできています。人は大勢の人に支えられて、今の自分があるのだと思います。一つ一つの「因」を「心」に刻んで忘れずに、皆さんから受けている「恩」を感じながら、また知りながら、『復活』を目指して、来年も頑張って行きたいと思います。

どうぞみなさん、良いお年をお迎えください。


今週は火曜リハ・・・今年最後の通所リハビリ

2010-12-21 15:07:38 | リハビリ
今週は木曜日が祝日なので、今日が今年最後の通所リハビリでした。いつも木曜日なので、普段お会いできない方ともお会いする事が出来ました。なかでもAKBならぬOKB(O=病院の名前、K=通ってくる、B=おばあちゃん)の方で、めっぽう元気のよい方とお会いしました。スタッフの方が『ホラホラ、ぶうさんが来てますよ』と告げると、私の手を握りながら『会いたかったわぁ・・・』と大きな声で話されて、嬉しいやら照れくさいやらで・・・。でも、久しぶりにお会いしましたが、相変わらずのパワーで安心しました。声が大きいと秘めたるパワーも違うなぁ・・・とつくずく感じました。リハビリはいつものメニューをこなして、今年一年お世話になったスタッフの方に挨拶をして帰ってきました。
声の大きさと言えば、『藤村詩集』の序文にこの様な一節があります。『生命は力なり。力は声なり。声は言葉なり。新しき言葉はすなわち新しき生涯なり』・・・。同じ声、同じ言葉でも、相手の心に入る深さは、それを発した人の思いによって変わる。力を持った声や言葉は、聞く人の人生も変えてゆく・・・というような意味です。言葉を発する人の気持ちが、ふらふらとした気持ちであれば、その人の発する言葉は『真実性』も『説得力』もなく、それこそ『無力』な言葉と化してしまうと思います。私は毎年この時期、来年の目標を立てます。年末には『発病満10年』を迎える来年は、目標を言葉にして、来年は『有言実行』で行こうと思います。まず最初にブログを読んでいただいてる皆さんに・・・。
『来年こそ、絶対に歩く!』

今週の木曜リハ・・・体重測定

2010-12-16 14:16:30 | 健康・病気

P1000961 今週も元気で行ってきました。今日は二週間毎の診察も一緒で、先生に診ていただくのは、今年は今日が最後・・・。先生から来年の事や将来、先生が実現したいと考えていることを聞かせていただいた。その中で、リハビリ施設の拡充やスタッフの充実等のお話を聞かせて頂き、何となく心がワクワクしてきました。 診察の後、私が『死刑台』と呼んでいる、車椅子ごと計れる体重計での月一回の体重測定。結果は、1か月の努力の甲斐もなく・・・撃沈でした。 これから迎える、年末年始の『増量週間』気を引き締めて頑張らなければ。 今日、リハビリを受けていた時に、90歳超級のリハビラーの方から、私の帽子を作ってくれているとのお話を聞きました。元帽子職人の方ですので、出来上がりが楽しみとともに、そのお気持ちが嬉しく、また元気が出ました。

昨日は、奥さんの誕生日でした。写真は娘たちから届いたプレゼントのお花です。真ん中のお花が、私からの日頃の感謝を込めたプレゼントです。 他にコートなどを貰って、ルンルン気分の奥さんでした。(画像はクリックすると大きくなります。)


戦友

2010-12-13 17:24:49 | 健康・病気

昨日、以前ブロぐにも書いた、私のブログを読んで是非、直接会いたいと言われた方が、我が家にやってきました。お会いした方は母娘さんでした。お話を聞くと、私の闘病生活をはるかに上回る期間、お二人で病気と闘ってきた事が判り、お二人の今まで病気と向き合い、闘ってきた気持ちを考えると、こみあげるものを抑える事が出来ませんでした。お二人からの質問にお答えしたり、お二人の話をお聞きしたりして、最後に『一緒に頑張っていきましょうね』と握手をしてお別れしました。何か『戦友』が、また一人増えた気がしました。


今週の木曜リハ…今年は

2010-12-09 14:05:16 | 健康・病気

今朝は、わが地方は今年一番の冷え込みでしたが、元気に行ってきました。リハ室に入ってまず気が付いたのは、最近、腰を痛めてリハビリを休んでいた『90歳超級』の方が、元気に来ていました。 今日は久しぶりに『trío los NOVENTAS』の三人衆の元気なお顔を見ることができました。 今日、リハ室で『フク』さんと『トミ』さんという方が、二人並んでリハビリをされていたのを見て『今日、年末ジャンボを買うと当たるかも…』と、イケメン先生と良からぬ話をしながらのリハビリでした。 イケメン先生は、私に時々『魔法の言葉』を言ってくれます。それは『いいですねぇ』『だいぶ動くようになりましたねぇ』『素晴らしい・・』etc・・・。この言葉は、私にとって『よしっ!頑張ろう!』という気持ちにしてくれる『魔法の言葉』です。今日も何度も言ってくれました。さぁ、頑張らなくては

さて、 暦は~もう少しで今年も終わりですね~  の歌ではありませんが12月になってしまいました。今月の末になると『発病満9年』を迎えます。毎年この時期になると、私は気分が落ち込みます。何故なら、年頭に立てた目標『今年こそは・・・』に代表される、希望と夢の混じった目標と現実の姿とのギャップに、焦りとショックに似た、何とも言えない気持ちになっていたのです。でも、不思議な事に今年はそういう気持ちにならないのです。逆に『来年は発病10年、絶対に治る、治す・・・』という気持ちになっています。きっと、本人が感じない部分、意識していない部分で体の変化を感じて、それが気持ちの落ち着きになっているのかもしれません。それもこれも、今年一年、私の復活のために尽力をしてくださった皆さん、応援、激励をして下さった皆さんのお蔭だと感謝しています。